うしごろバンビーナ銀座店@銀座

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祖母と宝塚を観たあとに、どこになにを食べに行こうか迷って、あっ!と思いついたのが、バンビーナ。

 

11時公演だと終演は14時。

(BADDY最高。うえくみマジ最高でマジBADDY。)

その時間だと大抵ランチはラストオーダーぎりぎりか、もう終わってるし、かといってお茶だけだとお腹空くし…でもバタバタと祖母を急かしたくはないし、でもでもせっかく二人でご飯食べるんだから美味しいモノが食べたいし…お肉はどう?ってぽろっとさっき言ってたよ…お肉賛成…そういえば銀座にもバンビーナあったはず…検索…通し営業してるー!

 

の、流れでバンビーナ銀座店行ってきました。

東京宝塚劇場からも近いよ!

祖母、あんまり長く歩くと疲れちゃうからそれも助かったよ!

 

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▲ロゼのスパークリング

 

暑い日だったし、スパークリング!と思って頼んだら、ロゼもあります、とオススメされ、じゃあそれにします、とお願いしたんだけれど、初っ端、ここだけは言いたい。

完全に甘口分類にはならない甘さだったけど、甘いなら甘いって、説明はして欲しい。

聞かなかった私も悪いけれど、いやでも、逆の立場からすると少し甘めのロゼです、と一言添えるかな。

 

辛口のスパークリングでスッキリしたい!

 

気分を出鼻でくじかれたのだけが寂しかったなあ。口の中に甘さがベタッと残る。

でもコースにして、ほかは楽しく美味しくいただきました!

 

思い出すだけでたのしい。

 

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チョレギサラダっぽいやつ

 

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▲いまどきユッケが食べられる!

 

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▲ちょっと甘さのある食べやすいキムチ

 

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▲コンビーフをつかったおつまみ

 

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▲ホルモンとスジのトマトペンネ的ななにか

 

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▲ついにいらっしゃいました!お肉様!

 

いろんな部位を説明しながらスタッフさんが焼いてくれます。

でもその部位をなかなか覚えていられません。

 

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▲すき焼き風で

 

こんなの美味しいにきまってる!

 

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▲スープ挟んで、赤ワイン(サンジョベーゼメイン)頼んで後半戦へ

 

そう、もうどれだけお肉様を楽しく美味しく食べるかの戦い。

 

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▲この一番大きい「くり」?って部位美味しかった!

 

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▲らすと!お肉様とのお別れが名残惜しい

 

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▲締めはカレーと冷麺

 

カレーと冷麺、コース二人でどちらか選べるとのことで、ひとつずつにしていただきましたっ。

にしてもここまでで、本当にお腹いっぱいになってきて、カレーがキツかったんだけど、残してしまって申し訳無かったんだけど、冷麺とデザートは入るという人類の不思議。

 

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▲両方、白い。

 

上は白いけれどコーヒーのブランマンジェ。下は杏仁豆腐です。

系列だから当然かもしれないけれど、ブランマンジェ麻布十番の鉄板バンビーナと同じ味だった。

 

あぁーお腹いっぱい、しあわせ!

祖母も喜んでくれたわ!

 

最後にお茶と、ミントの飴のサービスまで。

お手洗いにはマウスウォッシュあるし、焼肉食べたいけど臭いが気になる問題にも寄り添ってくれる。

 

食べながら、宝塚はチケットがないから観ないけれど、ご飯だけ食べにくるか迷っていた母に画像付きLINEをしたら、案の定「わたしも行けばよかった」と返事が返ってきた。

 

だろうな。

 

6500円のコースにしたんだったかな。

2杯づつアルコール頼んで、16000円程。

豪勢な食事ではあるけれど、この時間に気兼ねなく食べられるのもありがたいし、何よりお肉はテンション上がるので、テンション上がり代!

 

そろそろサーロインぽい脂を楽しむところよりも、赤身若干強めで脂もあり、ぐらいな肉を好むようになってきたんだな、と実感。

いやでも、なんにせよ、お肉様、ありがとう。

 

ごちそうさまでした!

贅沢お肉したいときはまた是非!

アラカルトで食べるのもたのしそうだ。

 

麻布十番の鉄板バンビーナbyうしごろ→http://garigaraseru.hatenablog.com/entry/2018/03/02/160208

 

蜷川幸雄の命日ですよ

そのまんまですよ。

2年前、2016年5月12日に亡くなった蜷川さん。

 

もう2年経つかぁ、、、

 

観客として確実に育てられたというか、煽られてきたと思うのです。

最後の10年ほどは、ほぼ欠かさず観てきたので、今年32になる人で、同じぐらい観てきた人ってそうそういないんじゃないか?と思うぐらい、ルーティンのひとつとして観てきたので、亡くなったときに思った以上に染み付いてたなと思ったわけです。

 

このシミをあえて残して味にするように。

 

twitter見ていたら、これは私も目指したいところだなあと感じた文章があったので、貼らせていただく。

 

http://inkyodanshi21.com/blog/12695/

 

書くことで、蜷川幸雄を、私の中に残ってる蜷川幸雄を、とんでもなく僭越だけれども、でも少しでも、他の人の目に触れるカタチで、文字の中に、込めて、残しておけたらよいなあ。

だって私より下の世代の人たちは、あの演出を体感することがもうできないんでしょう!?!?

それは切ないっすよ。

 

早くコクーン行きたいな。

コクーン歌舞伎良さそうだなあ。

一番蜷川さんを観せてもらった劇場がコクーンだ。

フルーツパーラーフクナガ@四谷三丁目

最近、四ツ谷をふらふら歩く。

最初は未知子ちゃんが大好きな、わかばのたい焼き食べたくて(https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000848/

あとこの辺結構ドクターXロケ地だったりするので無駄にふらふらと、未知子ちゃんの面影を求めて。

 

ふらふらあてもなく歩いていると気になるお店が目に入る。

小倉のもりしたフルーツに行ってからというもの、四文字の果物屋さんに余計に目が行くようになり、パッと目に入ってきたのが、四谷三丁目駅近くのフクナガフルーツパーラー。

 

あ、ここ、いい!

 

と思って食べログ検索かけたら、ヒットの人気店だった。

 

スパゲッティながいで旨いスパゲッティ食べたあと吸い込まれるように寄っちゃいましたよ、デザートですよ、初なので、初らしくいちごパフェいっちゃいましょ!

 

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▲1,000円!

 

小ぶり。

でもやっぱり満足な見た目と味。

イチゴそのものもだけど、中のいちごシャーベットとアイスが美味しい。

むしろメインはこの中身では?

大体もうさ、パフェってビジュアルからしていいよね!

かわいい!

かわいいんだよ!

美味しいとかわいいの同居だから、よりかわいいんだわ!

ごちそうさまでした!

 

お店のお母さんがスタンプカードくれた。通年のものとか、期間限定のものとか、食べるとスタンプを押してくれて、たまるとプレゼントくれるんだって。

プレゼントなんだろう!いちご?いちごがいいな!←

 

ありがとうパフェ!

今度フルーツサンドもたべたい。たべる。

パフェはしあわせな食べ物だなあ。

おそうざいと煎餅もんじゃ さとう/カカオストア@代々木公園

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クリスチアノがやってるもんじゃ焼屋さんがあるよ!

この間エッグタルト食べてたでしょ!?

 

って教えてくれた友人と、もうすぐハイハイし出しそうな、その友人の息子ちゃんと、もんじゃランチして参りました。

ふふ〜〜息子ちゃんの表情が豊かになってきたー。笑うと笑い返してくれるし、食べてると興味津々な顔で気がつくと、こっち見てる。

おっきくなったら一緒にもんじゃも食べような!

 

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素朴な味のお惣菜3種をつまみながら、もんじゃが来るのを待つ。

あ、そうそう、このお店、お惣菜屋さんでもありまして…っていうか、私は何度もお店の前を通っていたけど、奥に座敷があってもんじゃ食べられるなんて全く知らなかった!

ってぐらい、ふつうに店先はお惣菜屋さん。驚く。店内もテレビが2台と駄菓子屋で売ってるおもちゃみたいなのがいっぱいあって、なんていうか、実家っぽい。

隣のテーブルで、店員さんが何やら事務作業してたりしたけど、まったく気にならない!(笑)

田舎に帰ってきたよー、って感じ。

で、お店でも売っているポテサラやらが中でもこうして食べられるわけですね。

 

ノルウェーの森〜、アンパンマン〜、とか名前からして変わりダネなもんじゃがいっぱいあって、まず最初にその中から、とんこつベースのヤツを頼んだ。名前は忘れた。

 

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お兄さんがお喋りしながらたのしく焼いてくれて、パリパリも作ってくれた。

具はハマグリ、エビ、紅生姜、細っい何処かの国のパスタ、すりごま、高菜、ネギ、キャベツ、紫キャベツ、黒胡椒…なんかが入っていたような。

ぐっちゃぐちゃやん!って思う見た目と具材なんだけど、いざ食べるととんこつベースで味まとまってる。うまい。

ネギ、紅生姜、そして高菜がイイ仕事してる。

 

お兄さん、一個で足りると思うよ?って言ってくれたけど、とんこつもんじゃ食べてて終盤『これは、もう一個イケるね?』と二人してなり、牛スジ頼みました。

 

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▲どーん

 

次食べるとしたら、自分たちでやってね?(笑)

 

って兄さんに言われてたので、がんばる!っつて、自分たちで作りましたよ。

 

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▲見た目変わらねぇ

 

でも味違う。

ごろっとしてた牛スジをヘラでこなごなに崩した訳だけど、でもお肉のボリューム感とすじの旨味はしっかり残ってて、またこれも美味しかった。

 

キャベツなんかは冷蔵庫で熟成?させたものを使ってるって言ってたな。甘みが増すんだそうな。

 

この日は夜、ナイロンの『百年の秘密』観に行く予定で、これちゃんとしっかり観たかったのでお酒は飲まず。

ほんとは昼間から飲めるのサイコーなんだけどね。

 

帰りにテオブロマのカカオストアによって、チョコのムース買って、家でとんねるずのみなさんのおかげでした最終回を一緒に見ながらお茶タイム。

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▲第一形態 

 

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▲第二形態

 

蒲田くんになった。

付属のキャラメルという液体が垂れ、ちょっと背びれのゴツゴツのようなナッツが、足される。

蒲田くんは美味しくて可愛い。

とんねるずはかっこいいや。

 

おそうざいと煎餅もんじゃ さとう
03-6804-9703
東京都渋谷区富ヶ谷1-9-22 守友ビル 1F
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13206439/

 

カカオストア
03-3460-1726
東京都渋谷区富ヶ谷1-6-8
https://tabelog.com/tokyo/A1318/A131810/13186778/

マイ・ラスト・ソング~久世さんが残してくれた歌~@Billboard Live 東京

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ふわふわ、ゆらゆらして気持ちの良い公演。

 

このふわふわとゆらゆらの理由が、わたしの中で今日やっと見えた気がした。

 

久世光彦さんが愛した数々の曲を、小泉今日子さんの朗読と浜田真理子さんの歌で、届け、伝える『マイ・ラスト・ソング』。

2008年、世田谷パブリックシアターではじまったこの公演は、久世さんや浜田さんに縁のある土地や、然るべき人に呼んだいただければどこででもやりますよ?なスタイルで各地で公演を重ね、今年で10年目を迎える。

私が初めてこの公演に足を運んだのが、2016年の三越劇場での上演。

おそらく小泉さんが読む久世さんのエッセイや、浜田さんが歌う曲を毎回変えつつ、今までやってきたのだと思う。

ちなみに今回は3月にBillboard(東京・大阪)で公演したのち、少し間を空けて4月にBillboard東京での追加公演が決まり、私は3月に1度、そして千穐楽となる4月15日の夜公演と2度、今回の『マイ・ラスト・ソング』を楽しんだ。

 

で、ふわふわとゆらゆらの理由。

 

浜田さんって、割と若い時期に大切な人を亡くしていたり、そういう経験がある方……か、な?

 

浜田さんの歌声は、狭間に響く歌声だと感じた。

生と死の間であったり、嬉しいのに悲しい時とか、間(あわい)に響く歌。

糸井重里さんがキョンキョンについて何かで語った時、「間(あわい)の人」と評していたことがあったと思うのだけれど、それに通じる形で、浜田さんの歌に関しても、やはり「間」と書いて「あわい」を感じる。だから小泉さんと共鳴するんじゃないだろうか。

 

哀しいだけが全てではない。

あえてカラッとした明るさも込めた優しい鎮魂歌。

「死者」に向けて歌われる歌のように感じられた。

 

それが久世さんに向けた、この『マイ・ラスト・ソング』という公演だからなのか、浜田さんがもともと持っておられるパーソナリティなのかは実際のところわからないのだけれど、なんとなく今日歌を聴いていた限りだと、後者のように思えた。

小泉さんもわりといつも「死」というものをそう遠いものではなく感じている人というか、らしい距離感を保っているなと感じる人。

 

 

その浜田さんの生と死の間に響く歌と、小泉さんの今は亡き久世さんへの想い…… 二人の意識が、実態のない、人の目には見えない狭間、あわい…に向けらている。

 

イメージされるのが、深い海の底、とか子宮の中、とかなんだかそういう場所。

子宮の中とかそんなん知らんけど、でも水があって、静かで、ひっそりしてて、ちょっとあったかくて、優しい空間。

 

だから、ふわふわ、ゆらゆら、する。

 

 

1階席ではなく上の階から見ていたせいもあるのだろうか。二人の気持ちが、何もない、ちょっと上の方の空間に向いている気がした。

私もやはり死んでしまった人を思うとき、下を向かず、上を、空を見る。

 

浜田さんと小泉さんの、間(あわい)、を思う気持ちが優しく手を取り合うのを、しっとりと眺めるようなオトナな公演。心地の良い贅沢をさせていただきました。

 

 

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にしても、Billboardに行って、お酒飲みながらライブを観ていると「大人になったなぁぁぁ」とめっちゃくちゃ思う(笑)

 

六本木、ミッドタウン、お酒、食事、音楽、夜景

 

おぉうっ、そうか、そうか。

 

私は音楽系のなにかのファンではないので、初めてビルボードに行ったのも小泉さんがゲストで歌うからで、その後、KERAさんがライブするからってそれでまた一人で行って、3月のマイラストソングは友だちと1階席で、この日はまた1人。

音楽を楽しむためというより、誰か目当てで訪れて、一緒に音楽も楽しませてもらってる。

 

お腹鳴ったらイヤだったので、ホットサンド頼んで食べた。

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▲具はキノコとベーコン

 

これ結構ボリューミーで、わたしがイヤなもの一切入ってなくて、おいしかった。特別ではないけど普通においしいヤツ。また食べよ。

 

 

1階席なんかだと特に、音楽と食事。

 

文化と文化の交差っていうか、大人にならなきゃ味わえない遊びの場だと思う。。。のは、私の普段がこういう場所とかけ離れてるからかもしれないけど…!

 

ま、スニーカーとかでなく、ヒール履いて、好きな服着て出掛けたいと思えるところがあるのもいいな〜

 

小泉さんキッカケがなければ、私は足を踏み入れなかった所だと思うので、そういう意味でも小泉さんにちょっと感謝。

 

良い時間をありがとうございました。

 

(小泉さん自身の歌も、ビルボードで聴きたいなあ〜〜)

せなかのせなか

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地味にシスカンパニーがニコ動で続けているシスチャン情報局をタイムシフト視聴で見ていたわけです。

いつもマギーさんが司会で、今回のゲストは勝村政信杉本哲太の仲良し二人組。

相変わらずの哲太さんのジム通いの話やら、サッカー日本代表の監督交代やらの話があって、こちらも相変わらず、シスの大抵1月には行われない、ほぼ事務所の全員が集まると噂の新年会の話になった。

 

どうやら、この事務所の新年会では毎回一人一言ご挨拶みたいなのがあるらしく、去年だか一昨年は勝村政信、クリスマスにいぼ痔の治療をしたよ!という、クリスマスイボの話をしたってのは、別の回のシスチャンでもバラされていた有名でもなんでもない、ひどいネタ話。

 

今年勝村さんがどんな話をしたのか、マギーさんが教えてくれた。

 

まずはサッカーの話から。

ブラジルの選手たちが強いのは、想像力があるからだと。技術があるのはもちろんだけれど、いざ試合になると自分たちでも何をするかわからない。相手を抜くために、ひとつのパスを通すために…最大限の想像をする。僕たちはそういうサッカーをしている、だから君たちには負けないよ。と言える。

そこから芝居の話を繋げる。

かつて夢の遊眠社が広げた想像の羽がどれだけ素晴らしかったか。僕らはその背中を見て育ってきた。先輩たちは本当に格好が良かった。役者である僕らも、台本を前にした際に最大限の想像力を働かせなければいけない。

 

要約こんな感じだと思うのだけれど、まとめ過ぎなのかもわからないけど、でもきっと言っていることは、こんなことだったはずで、なんだか胸がいっぱいになってきて涙がちょっと出た。

 

 

私は今思うと時期的にちょっとおかしなところで野田秀樹のことを好きになっている。

野田地図でやった走れメルスで、いわゆる雷、脳天に直撃!的な衝撃を受けて演劇に魅力を感じるようになった。あれはHUNTER×HUNTERでいう強制念能力発動みたいな感覚だったんじゃないかと、今も思っている。念能力者な戯曲の中では若くて、実際にはおじさんになってた野田秀樹が演劇という発を使って、凡人な私のちっぽけなオーラの穴をこじ開けた。

メルスは野田さんの遊眠社時代の若い戯曲、それを野田地図で再演した時にカミナリ。遊眠社と野田地図の狭間。

そこが今思うと奇妙。

 

その後、演劇を観るようになって、松本潤の『白夜の女騎士』『あゝ、荒野』、小栗旬の『タイタス・アンドロニカス』『カリギュラ』…若い世代への蜷川、野田イズム継承式ど真ん中を一緒に観てきたな、と。

 

蜷川・野田ー松本・小栗

 

この世代間の「ー」、この棒のところに、潤くんの場合は勝村政信がいて、旬くんの場合は吉田鋼太郎がいた。

私はそう感じながら、繋いでくれる、鋼太郎さんや勝村さんの背中を観て観客を続けてきた。私も私なりに鋼太郎さんや勝村さんのことを尊敬して、格好良いと思い続けて今の今まできている。

 

その勝村さんが、遊眠社を語り、その先輩たちをリスペクトしているのが、本人やマギーさんの話ぶりから伝わる。

私は役者じゃなくて観客だけど、追うべき背中がちゃんと繋がっていることが、とてもうれしい。涙でる。

 

マギーさん「佐戸井さんとか、『もうちょっとやってみるよ』って鼓舞されてましたもんね」

勝村さん「うん、格好よかったね」

 

うれしそうに、笑う、勝村さん。

 

うん、あなたもかっこいいよ?

 

 

写真は私の呪いの宝物。

走れメルスのパンフにいただいた野田さんのサイン。

勘三郎さんのサインに歌舞伎版桜の森の満開の下初日に散った桜の花びら。

そして蜷川実花うつくしい日々のポストカードに勝村さんのサイン。

脈々と私も大事な演劇がつながってゆけ。眺めるたびに思う。

私も、これからもずっと呪われ続けたい。

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この写真は逝ってしまった日のものなのかなあ。

2016年5月12日の空がうつくしかったこと、私も鮮明に覚えている。

涙でるなあ。

修羅天魔 髑髏城の七人 Season極@ステージアラウンド東京

修羅だ。天海祐希は。

 

3月、初日開けてから1週間ほどの時に初見、そして野田地図会見のあった今日、2回目を観てまいりました。

初見は5列目、やや下手よりセンターブロック。今日は7列目の下手。

これまでの髑髏城では13列目より前に座ったことがない私にとっては、極でこの席が出たのは神の思し召し。

 

神とは天海祐希のことか。

 

だいぶ下手側の席だったので、ラストの極楽の回想回転シーンを真横から見るような視点になった。

天海祐希が見つめる観客の横顔が私の席からも見える。

 

この女優、満席1314人の観客の視線を一手に引き受けて、まるで負けない。

負けないどころか輝きで刺激し返す。

なんてふてぶてしく、高慢な人だろうか。 

 

テレビや雑誌のインタビューなどで見せる姿はいつだって謙虚で、質素で、可愛らしくもあるのに、舞台の上の天海祐希はこれ以上ないほど自分が美しく優れた存在であることを知っている。

高慢、というと「他をあなどる」いう意味も含んでしまうのだけれど、誰かをあなどることはせず、でも自分をありったけ見せつけてくる。普通の人間の所業ではないと思った。姿形だけでなく神経のつくりも、違う。神々しさ。

 

修羅か。天海祐希は。

 

私はそんな天海さんが大好きで、好きで、好きで、観ているだけ泣けてしまう。大人は泣けてしまうんだ。

この感覚になるのは、天海さんだけだなぁ。それも新感線の天海祐希が格別。

 

今日だと、天魔王にキスされたあとに絶対零度に落ちる、あの凛々しき冷徹さに惹かれた。

瞳からそういう瞬間だけ光が消える。

優れた女にしかできない瞳の芝居。

天海さんは、こういう表現のディテールの積み重ねで演技を作っているにも関わらず、その細部を大劇場規模にまで伝えきる見せ方と華を持っている。

音と動きを合わせて見得を切る、みたいなことが抜群に上手い。

 

でも、こんなに細かく様々な積み重ねを経て芝居を作っているのに、それがその日の感情の動きによって揺れるのが、天海祐希のまた面白いところ!

 

今日見た極楽は、声の出し方が特に漢度高い、高い。

べらんめぇ口調になる感じとか、ビルかよ?(笑)と思うぐらい、ハキハキと台詞が潔く強め。

初見の時の方が、渡り遊女らしく、もう少ししなやかで、はんなりしていた気がする。

 

オオアマやるよ、男役やるよって会見してきたからなんですか?天海の姐さん。

 

って思っちゃう。

 

ライビュも行くことにしたし、あと2回劇場でのチケットも持っているので、とことん天海祐希を楽しもうと思う。

 

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あ、今日見てて、原田保照明さすが!と思ったところ。

天魔王が影なのか本物なのか?という髑髏城での、極楽と二人の場面。

あれ照明で、だと思うんだけど、天魔王の影が青と赤に分かれて浮かび上がってた。

そう、あの一人の中に二人、いる。

だから極楽が迷う、動揺する。

さすがな視覚効果。

 

また作品全体についてもいずれ。

一番髑髏城を見たぞ!ってなったのは、やっぱり花だったかな?その次が下弦かな、みたいな感じでは観ております。