ハガレ@下北沢
どうやらカルディがやってる飲食店らしい、ハガレ。
ここ、300円のスパークリング、白、赤があってさ、ちょっと飲み食いしたい時に使い易い。
本当に葉っぱとトマトだけのグリーンサラダ。
テーブルにカルディでよく見そうなオリーブオイルと塩と胡椒が置いてあるのですが、それで食べて!って言われるヤツ。
オリーブオイルと塩胡椒でサラダ食べるの大好き。
いただきやすっ。
なぜか出てくるのはソーセージの後で結構遅かったんだけど、2品目っぽさ重視でバーニャカウダ。
色んなお野菜、見た目も楽しい。
ポテト部だからポテトは必須。
いろんなじゃがいもが揚げられていたけれど、じゃがいもを揚げたものは、全て正しい。
軽いメインとしてソーセージ。お酒すすむー。
あと締めでカレー。
私はスパークリングから赤(ポルトガル・カベルネ、シラー)飲んでお酒は終わり!
デザートでアフォガード頼んだのに、なんかエスプレッソ飲みたくなって、エスプレッソ頼んだけど、同じものアフォガードについてた。そうですよ、アフォガードにはエスプレッソをかけるんですよ。でもエスプレッソ頼んだんですよ。おい。
21時半ごろ入店したけど、ほぼ満席。金曜日だったしね。
たまたま奥のテーブル通してもらえてラッキーだった。
4人で軽く飲んで食べて1万円いかなかった。
ごちそうさまでしたー!
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毒おんな@ザ・スズナリ
あ、あのヴィトンのバッグ、私物だ。
と思わず思うぐらいにはコイズミファン。
そんなことお前の知ったこっちゃねーだろう、と本人にも思われるだろうし、自分でも即ツッコミつつ、でも、
あー今後、このヴィトンのバッグを持てる、MEKURUのあの部屋に住み続けられる、生活水準って保てるんだろうか、この方は。
何が起きるか、より分からなくなったよなぁ。。。
と、朧げに思いながら、観ちゃいました。
ほんとそんなの、お互いにとって、知ったこっちゃねーんだけど。
でも、2月1日のあの感じから、表に出る初めての仕事がスズナリって超いい。
そして、小泉今日子の生活水準より自分の生活水準を気にした方がいい、私は。
といったところで、『毒おんな』スズナリ初日でした。
小泉さんの役は、中盤以降から完全に毒を分かりやすく吐くようになるのだけれど、その毒が強まれば、強まるほど、「この人の芝居が好きだな、長く、永く、観ていたいな」という想いが強まった。
最後はまた祈る。
永く、観ていられますように、と。
小泉さんの中には底知れない暗さがある。
役を通してその暗さに触れるような感覚。
正直に言うと怖いもの見たさ、でもあったりする。
小泉今日子は本当に恐ろしいよ。
何をどう体験してきたらあの暗さ、闇が出るのか、私にはちょっとわからない。
でも怖いものが見たい。
ってか、スズナリに「小泉今日子」が出るとかアタマ狂ってますよね。
この方の一番狂ってる、一番すげぇところは「小泉今日子」のまま、スズナリにも馴染むところだと私は思っていて。
私はいつも演劇を大事に思っているんだけれど、小泉さんは超スーパーアイドルな経歴を持ちつつ、今、演劇を大事に思っていてくれる感じがするので、より今の小泉今日子が好き。
「キャーーーーーー!!!!」
っていう暗転からの小泉さんの叫びが芝居全体の第一声。
初日から第一声でこの叫び声をキチンと出せるだけの舞台女優なのです、キョンキョンは。私は役者じゃないからわからないけれど、私が観客として思うに、スゲェことなのです、おそらく、これは。
ちょっとした目線とか、仕草とか、巧いなと思う瞬間が、私が堤真一と秋山菜津子目当てで通った『労働者M』ぐらいの時期から比べると、格段に増えた。
それはもはや比べ物にもならないレベルで。
目を惹く巧さから、レベルが上がったことで、目に付く巧さ、になっているかもな。ちょっとあざとく見えるぐらいに、芝居が巧い。
ここから先はこの目に付く巧さが、目に見えないもっと自然な巧さになってゆくのだろう。
私は小泉さんのそうゆう変化も含めて、このひとりの役者の芝居をずっと観ていたい。
この作品の中で一番のいい台詞は、カエデの雇い主でもある奥さんの、旦那さんへの台詞だったかなと思う。
「自分の人生に納得できないなら、あんたも私やお父さんを殺せばいいじゃない。みんな殺して逃げなさいよ。それができないんだから、私の人生台無しにしてる分、文句言わずに生きなさいよ」
というような、そんな台詞。いい。とても。
ふとした日常の中、それが行動として表に現れるかどうかの違いだけで、誰の胸の中にも、暗闇は、ある。
カエデが闇に身を落としたとするのなら、そうならなかった奥さん側の人生も確かに現実に、ある。
上演時間は2時間超。
だんだん小泉さん演じるカエデが本性を出し始めて、それに伴い人間関係のバランスも崩れていくスリルがあるので、初見、お尻さえ我慢できれば飽きずに見ていられる。
結局、人が壊れる根本にあるのって、家庭環境であったり、その生い立ちにあるのではないかと改めて思う。
カエデはそこで生きて行く上で必要な安心感を得ることができず、ゆらゆらとした不安の中で生きることしか知らないまま、大人に見える年齢になった、オンナ。
役を引きずったままだったってことにしておいた方がいいのかな?(笑)という、得意の出せと言われなくともすぐ出ちゃうっぽいアイドル笑顔をかなり失った表情で、カーテンコールを浮遊していた小泉さんが、大変興味深かった。あの顔は一体、どういう感情での顔だったんだろう。大好きなので、応援はし続けています。
まぁとりあえず、スズナリで小泉今日子を観ることができて嬉しかった。
まぁでもやっぱり、スズナリに出るってアタマおかしいよ!!
でも私が好きになるのはいつだって、アタマのおかしな人。
初日おめでとうございました。
身体には気をつけて、無事千秋楽までゆらゆらと毒を撒き散らし、浮遊し続けて欲しい。
鉄板バンビーナbyうしごろ@麻布十番
六本木のテレ朝に行って、テレ朝に手を合わせたかったんだ。
ドクターXありがとう、内山聖子ゼネラルPありがとう、と。
でもお昼ご飯食べてなかったんですよね、ロケ地巡りで忙しくて、未知子ちゃんと城之内先生が倒れた萬年橋とか行ってたら胸が張り裂けました、って真波そらちゃんみたいになっちゃって。
▲胸が張り裂けました
そんなこんなで満身創痍で肉を求めて、麻布十番へ。
六本木ヒルズが見える、その麓にテレ朝だ。
でも先に肉っしょ。
ドクターXのトップオタな友人とその第一助手を務めるワタクシとで、米倉涼子と大門未知子を思いながら肉食ってきました。
「鉄板バンビーナbyうしごろ 麻布十番本店」
麻布十番ってのがまた米倉っぽくね?
十番の駅に着いたのが16時時過ぎ。
当日いきなりのダメ元で食べログに載ってた乾杯ドリンク付きの5000円のコース頼めるか聞いてみたら、「だいじょうぶですよ!」と感じの良いお兄さんの返事が返ってきたのでホッとして、じゃあもう十番にいるんで、16時半ぐらいに伺います、と電話を切る。
いえ〜〜い、肉だー!!
乾杯ドリンク、私ははじめっから赤ワインでいかせていただきやす!
イタリアのサンジョベーゼゆーてたね。
▲木目調オシャレ店内
▲一品目ルッコラのサラダ
これ永遠お肉との間に食べ続けたくなるやつ。シンプルイズベスト。
▲リエット的なの出てきて…
▲ローストビーフのタルタル
▲マッシュポテトとチーズ
正義の組み合わせ。
▲エスカルゴと思いきや確かガツ
でも食感コリコリしててなにかしらの貝みたいだった。
▲ありがとうございます(多謝)
上から右回りにもも、ハラミ、ヒレだったかな?
左下のヒレだったと思われるお肉が一番美味しかった。ナチュラルに溶けた。幸せ。
▲ぱっかーん!
さらに塩ハンバーグによる肉攻め。
この前後で2杯目の赤を頼んだ気がする。ポルトガルだったような…一杯目より酸味柔らかめ。
もうちょっとガッツリしたの飲みたい気分になってたけど、グラスワインの種類はおそらく最初に飲んだイタリアのと、その日空いてる赤のみなのかな。
▲コンソメスープ
▲締めのカレー
ここはガーリックライスなんかと選べたはず。
かなりここまででお腹いっぱいになりました。
▲コーヒーのブランマンジェ
最後は微妙な写真で締まらない雰囲気のまま締める。
1時間ちょっとで、わぁーー!と食べて(私たちにとってのランチだから。笑)、でも満足度高しな肉コース堪能。
お肉食べたい時の選択肢のひとつに追加。
ごちそうさまでした♡
ターブル ド ペール@中野
芝居観るのと美味しいご飯はセットじゃないとね、ってことで、中野〜中野〜〜……あ、このお店、たぶん私が中野に通ってた頃にはなかったかも、と今回はターブル ド ペールさんへ。“お父さんの食卓”という意味だそう。
HPもしっかり可愛い→http://tabledesperes.com/concept/
牡蠣のスープグラタンにふたりとも惹かれつつも、連れは本日のパスタ、九条ネギとホタテの貝柱のオイルベースのやつ。980円。
私は三元豚と鎌倉野菜のグリル。1250円…だったかな?
両方ともサラダ、パン、ドリンク付き。
ゴマかと思ったらアマランサス?たまねぎの甘さと酸味が効いた、好きな系統のドレッシング。
久しぶりに会ったので、最近の話を伺いながらぺろっと食べきれる量。
パン撮るの忘れたけど、白くてふわふわ系の小麦っぽい味のする、でもフランスパンみたいな形してるやつ。
これも私の好きなやつ。
で、メインの三元豚のグリル。
ちょっと油多いかなとは思いつつ、塩胡椒ちょうどよくシンプル、野菜も彩り良く種類も豊富。
パンと一緒にお肉も野菜もすすんで完食。
牛肉の脂はもういいかな?と思うようになってきたけれど、豚肉の脂はまだ食べられるわ(笑)
予定まで時間があったので、私はティラミス。向こうは塩キャラメルアイス頼んで、食べつつ喋る、喋る。
12時ごろお店に着いたら、ほぼ満席でお店の外でちょっと待ったけど、どうせ立ってても座ってても喋るだけなので、待ち時間も苦ではなく。
14時過ぎにはほぼお客さんが帰られたので、私たちも外へ。夜の営業の準備がありそうだったしね。
本当にいい天気で気持ちが良くて、お腹いっぱいになったし、たのしかったし、そのまま観劇置いといて、ぼーっとしたまま家に帰りたくなった。
ごちそうさまでした!
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見えても 見えなくても@中野 ザ・ポケット
TARAKOさんと渡辺さん、このお二人、本当に優しい。
作品からたくさんの優しさと、親しい人を亡くしてしまった哀しさと、それでも、だからこそ、ちゃんと今を生きよう!という前向きさが伝わってきた。
やさしい。ほんとうに。
漫才トリオを組んで活動している昌子(TARAKO)と千恵子(渡辺菜生子)とあき(緒月遠麻)。身長も年齢も凸凹だけれど、それでも息の合った良いトリオ。
しかし、千恵子が突然亡くなる。
三人の共通の夢であった漫才の大会は目前に迫る。
そもそもトリオでやってきた漫才を二人で続けるのか?っていうか、千恵子があまりに突然居なくなってしまって、そもそもその事実を受け止めきれない。
夢ならいいのに…のまま流れて行く時間。
死んだ人の声が、想いが、聞けたらいいな。
でも、そんなものは聞けないんだ。
だけど、きっとあの人ならこう思うんじゃないか?きっとこうして欲しいんじゃないか?
きっと、きっと、きっと……としかもう言えないのだけれど、居なくなった大切な人を想って少しでも行動してゆくほかない。
どんなに時間が経っても、ぽっかり心に空いた穴は埋まらない。
あきとの時間よりも、より多く一緒の時を過ごしてきた昌子と千恵子。
「千恵子がいなくなった今の私の気持ちは、あきにはわからない!!」
と感情的になってしまった後、昌子はハッとしてあきに頭を下げる。
まずこの場面が好きだった。
ペコリとしたTARAKOさんの芝居に、TARAKOさん自身の柔らかい優しさが滲む。
あとは、千恵子が死んだショックから体調を崩した昌子が、元気になってきて、即、お粥などを通り越して、ガツガツ食ってます!といった、それ。
『アンナチュラル 』の野木亜紀子さんもそうなんだけど、「死にたくなるほど哀しい」なんて例えたくなる出来事があっても実際死ねないし、腹減るし、だったら食おう。美味いもの、ガツガツ食おう、肉。みたいな。
「生きる」を「食べる」に結び付ける根本を向いた強さが好きだ。
芝居全体が芯から優しくて、そして生きることに強い。
昌子、千恵子、あきの関係、師匠(中尾隆聖)との関係、漫才の細部……詰められる部分は山ほどあるとは思ったのだけれど、まず生理的にこの芝居を創った方々のことを好きだと思えるので、まぁそこが揺らがないのが一番だから、細かいところは良いかな?と。
ファンになって10年経つらしいよ!な我が贔屓、緒月遠麻さんは相変わらずの、周りとも馴染むのにこの人だけの独特の間と、こもるのに聞き取り易い台詞声と、実は美人なのに表情の作り方で妙に面白く見える顔と、長身と地味な華やかさを存分に生かして、このメンバーの中で楽しそうに芝居をしておられました。よかった。
漫才の時の服、生地、自分の好みで選んだろ?
あの生地気になって仕方がなかったわ。
緒月さんの芝居は、ヘルプマンから全て見るのをやめようと思いました。伊賀の花嫁?とやらも見ていない。
今回はまた見ようかなって思えたから、観た。
突然、愛おしい人を亡くすことから産まれた芝居
大杉漣さんのことを思い続けた。
漣くんは私が大好きな勝村政信が大好きだった人だ。お正月の番組でチューしてたし、ソナチネあったし、間違いない。
漣くんに甘える勝村さんはすごく可愛い。漣くんも一緒に可愛い。
私自身もバイプレイヤーズの中だと、そもそも顔からして漣くんがイチ推しでタイプ。
好きな人の好きな人は私にとっても好きな人。
突然過ぎてやっぱり今も信じられない。
でももう、漣さんの身体は火葬されて、骨と灰になっているのでしょう。
あのイケオジの身体が、心が、事実もうなくて、動きもしないだなんて、信じられる?
私、1ヶ月前に『秘密の花園』の客席で漣さん見掛けたんだよ。
見掛けただけだけれど、歩いてて、好みの顔してて、唐十郎の芝居でぶっ飛ぶ田口トモロヲを同じ空間で共有してた。
この時の記憶で、止まった。止めたい。
漣さんは、役者だ。
亡くなった当日まで、バイプレを撮り続けていた、役者だ。
芸人さんの話だった『見えても 見えなくても』の中で「芸人に対する一番の供養は笑うこと」という台詞があった。
だったら、大杉漣と知り合いでもなんでもねぇ私でもできる、大杉さんへの、役者さんにとっての一番の供養は「観ること」で良いですか?
もう娯楽を超えて、供養かよ。
勘三郎さん、蜷川さん、漣さん!!
「大杉死んでない!みんなの心の中にいるよ!」
ジャスミン、心の叫び。
もう演劇を観ること。
プレイ。祈りを帯びますね。
BAKED/SWEET+SALTY BROWNIE@新宿
SWEET+SALTY BROWNIE 1つ ¥500
チョコ、塩、チョコ、塩…な、たのしい味
これクセになりますね。今現在、日本では新宿伊勢丹にしか店舗がないBAKEDのブラウニー。ラスト、3種類目はSWEET+SALTY BROWNIE。直訳すれば「甘い塩味ブラウニー」。なんのこっちゃですが、味もそのままなんです。
ザラメせんべいの逆バージョン、チョコレートのブラウニーに粒状の塩がかかっていて、食べるとザクっとした食感と共に塩気が口の中に広がる。
最初は「ん?」となるものの、塩味がチョコレートの風味を引き立てるので飽きがこず、食べ進めるうちに面白くなってきて、なくなる頃には『3種類のブラウニーの中でこれが一番好きかも』という気持ちに。
スタンダードなDEEP DARK BOWNIEに、生地がチョコレートでなくても美味しいよとアピールするBROWN SUGAR BLONDI 、そして変化球 SWEET+SALTY BROWNIEと食べ比べも楽しいBAKEDのブラウニー。
まだ新宿伊勢丹でしか買えないというレア物です。
▲しっかり食塩の表示
▲こうして改めて見てみるとなかなかの塩の量
▲持ち手も可愛いオレンジのショップバック
BAKED
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1
☎︎03-3352-1111(大代表)
営業時間 10:30〜20:00
不定休
BAKED/BROWN SUGAR BLONDIE@新宿
BROWN SUGAR BLONDIE 1つ ¥500
チョコとクルミが好アクセント
BAKEDのブラウニー、2種類目はBROWN SUGAR BLONDIE。
ブラウンシュガーのこっくりとした甘みが生きた生地に、チョコレートのビターさとクルミの香ばしさのアクセント……表面のさっくり感と中のしっとり感とのハーモニーはソフトクッキーを食べているようでもあり、これはカ○トリーマ○ムが好きな方は確実に好きな味。
1つ500円、少し高価に感じるかもしれないが満足度は高いので、実際に食べてみると納得の値段。女性は半分ずつ分けて食べても十分かも。
日持ちが良いのもBAKEDのブラウニーのありがたいところ。1ヶ月ほどもつので、ちょっとしたプレゼントなどにも使い勝手良し。
→BAKED/DEEP DARK BROWNIE@新宿 - Garigaraseru
BAKED
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店B1
☎︎03-3352-1111(大代表)
営業時間 10:30〜20:00
不定休
- ジャンル:ケーキ
- 住所: 新宿区新宿3-14-1 新宿伊勢丹 B1F
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