Garigaraseru

◎お芝居と食べ物のきろく◎

アベンジャーズ@映画館

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びっくりするほど面白くて、びっくりした。

 

5日から東京、神奈川、千葉、埼玉のTOHOシネマズが営業再開。

twitterのTLを眺めていたら、MCUがスクリーンでかかるって…

うずうず

うずうず

してしまって、たまらず、観てきた。

 

この辺に詳しく書いたけれど、 

2年前にものすごい斜めっていうかフェーズが違う米倉涼子角度からMCUにハマり、コミコンで連日撮影&サインしていただくぐらいにはジェレミー・レナーにもハマり(7月にローニンンのホットトイズくるよ!そういえば!ただの本気だな!)、IW以降は初日に意気揚々と劇場で観るようになって、EGは朝イチ新宿で観て大号泣して、同じ日にピカデリーに移動してもう1回観て大号泣して、その後も映画館で、ネビュラがトニーとゲームして「たのしかった」っていう辺りから泣く…っていうのを10回ぐらい繰り返して、ファーフロも初日に観て、で、

 

 

5月1日『ブラック・ウィドウ』初日!!!!!

米倉さんの吹替も必須だから、初日に字幕→吹替で2回観ちゃうよ!!!!!

 

 

と、ワクワクしまくってたら延期ですよ、延期。延期だって。

仕方がないね。

 

でもやっぱり、何か災い転じて福となる。というけれど、この状況だからこその"いいこと"は転がっていたりする。今日映画館で観ることができた無印『アベンジャーズ』も、私にとってはそのうちの、確かなひとつになりました。

映画館で映画を見たのは3月23日の『ハーレイ・クインの華麗なる逆襲』ぶり。

でも今日観て感じた面白さって、久しぶりに映画館だからではなくて、エンドゲームとファーフロを経ての『アベンジャーズ』を映画館で観られたから、だったと思う。

だって、トニーとスティーブがこれからどんな道を辿るのか、ナターシャとクリントがどうなるのか、ソーのビールっ腹も、グリーーン♪なハルクのことも知ってるし、コールソンが力尽きてからは全力で心の中で、

 

タヒチ!!!!!

 

と叫んだ。

 

ヘリキャリアがステルス仕様になるのとか、映画館で観るの最高に格好良い、泣ける。

トニーとスティーブが散々いがみ合ってるのも、泣ける。

チタウリ軍も恐れる暴れるハルクも最高に格好良い、泣ける。

ホークアイの背面ノールック撃ち、ロキ騙し討ちも、最高に格好良いし、嬉しくて、泣ける。

ナターシャの椅子プレイからのストッキング破れちゃったじゃない、ヒール高い靴持って帰りますも、最高に格好良い、泣ける。

 

テレビ画面じゃダメなんだ。

映画館で、大きなスクリーンで、臨場感のある音で、集中して、私に洋画を観る楽しさを教えてくれた大好きな映画が観られて、本当に、本当に、嬉しかった。

ありがとう、NEW YORK 2012。

あのグランドセントラル駅の前で、初めてアッセンブルしたその裏にキャップたちが戻ってきていることを知ってるなんて、もうね、ゾクゾクした。

 

 

よくよく上に貼った2年前の記事を見返すと、日付がちょうど2年前、6月6日だ。

ただの偶然だけれども、今日またアベンジャーズに出会い直して好きを再確認する、そんなタイミングだったのかなとか、多少運命的にも感じてしまったり。

ありがとうアベンジャーズ、ありがとうMUC。

フェーズ4でもよろしく!

 

 

 

あとここからは、一応、これまでおよそ2ヶ月超の自粛期間の後、映画館に映画を観に行くことについて、自分がどう感じたかを記録として書いておこうかと。

まず迷った。

映画を観ることは私にとって心のリフレッシュになる楽しいこと、だけれど、それをしなければ生死に関わるか?と問われたら答えはもちろんNOだ。今日も、ただ物語に没入できる時間がどれだけ心を軽くしてくれるか、最高に格好良い!好き!と思うたびに実感したけれど、べっつにこの2ヶ月、心が重いままでも生活するにはそこまで困らなかった。つまんなかったし、動かないから体も重くなったけど。

幸いにも、家があって、そこには屋根があって、布団があって、美味しい料理だってある。一向に膨らむそぶりを見せないバナナブレッドだって2回も作った、家には家族がいる。

とにかく環境が一変して、その中でも、仕事をしてくれる人がいるからこそ、私の怠惰な生活も成り立っている。母もスーパーのパートさんだから、物流がドッと増え、お客さんも殺伐とし…という中で、搬入の量が多すぎて腰が痛い…、お客さんにこんなこと言われた…と嘆きながら愚痴りながらも、これまでと変わらず出勤を続けている。

 

これで私が映画館で感染して…ってなったら、もうどれだけの人に迷惑をかけるか。

でも映画館で働いたり、映画を作って、生活していた人はどうなるの?

もう学校も始まってるしな?

家の隣の公園では毎日毎日子供が三密お構いなしに、楽しそうに遊んでる…私も走り回りたい。ブランコとかうん10年ぶりに乗りたい、いいなぁー。

そもそも通勤の時の満員電車、あれはなんなんだ?

正しさのラインをここだ、と引くことが、まるで、できない。

 

もうRadikoで聞けるのは明日までだろうか。

たかみなちゃんと朝井リョウさんの「ヨブンのこと」(5月31日放送分)を私も聞いて、聞かずともなんとなくの流れがわかるので、リンクを貼っておきますが、

https://www.allnightnippon.com/yobunnokoto/yobunnokoto_blog/20200605-53123/

テラスハウス」と、このコロナの状況下で感じたことを朝井さんが語り、高橋さんが激しすぎるAKB総監督時代の経験なども踏まえて絶妙に話を返していく回で。

・「何をしてても何かに影響を与えているし、逆に自分も何かから影響を受けている。常に何かに挟まれた状態で生きている」と感じたコロナ禍

朝井リョウが友人から聞いて感動した言葉「思考は人生税」…人生の中で絶対に納めなければいけないものだから、先延ばしにすればするほど重くなっていく、と考えること

 ただただ、なるほどなぁ…と。どんなに自分がちっぽけな存在でも、例えば家の中にいても、いなくても、生きてる限り、ゼロには決してならないんだよな。それこそ「テラスハウス」でも「アベンジャーズ」でも「twitter」でも「ブログ」でも、どこかで影響したい、刺激を受けたい、みたいな思いがあるから見たり書いたりするわけで。

 

今日映画館に入って、私にはこの時間が大切だ。と改めて感じた。この感覚には前にも味わったことがある、震災の時と同じだった。自分の中のこの時間を守るために、お金を稼ごう。と強く思った。でも、あの時と違うのは、自分が他の誰かにウィルスをうつしてしまう可能性があるということ。

少し街に出てみても、マスクをつけていない人がいたりとコロナウィルスへの距離感、感じ方って当たり前にひとりひとりが違う。私自身も見知らぬ誰かを見て「なんであの人マスクつけてないんだろう?」と不快感を抱くこと、ある。

それと同じように「なんでこの状況で映画なんか見に行ってるんだ?」と私に不快感を抱く人もいるだろう。

「この世の半分の人は、あなたに対して"無関心"か"嫌い"」みたいな言葉を聞くけれど、無関心でいられた部分に、ことがことだけに過剰な関心が入って、軋んでいるような感じもあるなぁ。私の不快感もマスクに対する自粛警察みたいなところがあるもんね…。

 

結局映画を観ることひとつをとっても、良い側面もあれば、悪い側面もあり、全員が正しいと思う線は当たり前に引けないなー…。それはコロナ禍でなくても同じか。

 

 

ちなみにTOHOシネマズでは、一席飛ばしての千鳥配置で座席販売。

もぎりのところにiPhone程度の大きさのサーモグラフィーがあって、検温してから入場というシステムだった。

平日の映画館、しかも新作でなければそんな日も珍しくない気もするけれど、お客さんは私も含めて6人だったと思う。NO密だ。快適だ。設置されている消毒液で消毒もしたし、トイレで手も洗ったよ。

6人、ひとりとしてシャワルマを見終わるまで席を立たなかったので、私たちはオリジナル6だったと思う。シャワルマ、シャワルマをおっきいスクリーンで見られたよ(涙)

 

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▲ポン・デ・パイ ショコラ

ちょっと時間が空いたのでミスドでトシヨロイヅカコラボ食べられた!

アイスコーヒーと甘いもの!こんなの久々すぎて一人でときめいた。一人でときめけると色々強い。

けど、これは別にパイとポンデリング、抹茶とチョコレート一緒にしなくていいや。

きちんとパイがパリパリを保てているのはとても良いことだけれど、その分、ただひたすらに食べづらかった。

チョコの味も抹茶の香りもあまり感じられなかったんだよなー。アイスコーヒーの香りと味はちゃんと感じられてるよー。

これはもう食べなくていいから、ヨロイヅカにはまた行きたい。

カウンターでワクワク、スイーツ食べたい。