BROZERS' ブラザーズ@人形町
▲初めてこのレタス折りたたみスタイルを学んだ!
クア・アイナからベッタベタに始まった私のハンバーガーブーム。
基本的に職場の近くだとか、芝居や映画を観に行く前後に食事も楽しむのだけれど、日本橋のTOHOシネマズも生活圏内にある良く行く映画館。
であるならば、人形町のグルメバーガーの有名店・ブラザーズにも行かないと!と、月組の千秋楽ライブ中継をTOHOシネマズで見たのち、トコトコ歩いて人形町本店へ。(すぐあとに日本橋高島屋に支店が入ってることに気がつくんだけど、まぁそれはそれで。高島屋店にものちのち行った)
宝塚は東京楽なものだから、さよならショー付きだし、退団者の数もそこそこ多いしで中継はなかなか終わらず、お店に着いたのもラストオーダー30分前ぐらいだったかと思う。19時過ぎぐらいかな?
でも、お店にはカップル2組と30代ぐらいの男性グループ4人組。
席はカウンターもテーブルも両方空いていたので、テーブル席に座らせてもらった。
メニューを見る……
「ベーコンバーガーください。」
ほぼほぼ即決。
ディナータイムだし、ドリンクも頼まなければ……と内心思ったのだけれど、自分の座席選択ミス!奥のテーブルの男性4人組がマスクもせずによく喋る!あ、これ今の時期、私は落ち着かないな〜と気分が変わり、ハンバーガーだけ食べて、早めに退店しようの方針に。
さっ、ベーコン、ベーコン。
▲こんばんは!初めましてー!
メニューと一緒に置かれていた、ハンバーガーの食べ方ペーパーなんかに目を通しつつ(要は好き勝手に楽しく食えよ!って書いてある。でも汁垂れっから気をつけな!?って)、そんなに時間もかからず、初めまして。
オニオンリングがつくんだね。ピクルス大きいね。グルメバーガーって有無を言わさずポテトも食えって顔して出てくるところがいいよね。
パクりと一口。
あーこれは。
私、BBQソースってものがまず好きなんだな。
クア・アイナもまずBBQソースが好きって思ったんだ。
やっと気が付いた。
でもそもそもBBQソースって何?
ちょっと調べたところ、トマトペースト、何らかのスパイスに、はちみつとかの甘味調味料を加えるレシピが多く出てくるものの、明確な定義がない。
多分これは、肉につけてグリルしたら美味しいよソースってことなんだな?
フルーティーさがあるBBQソースが好き。
食べ進める。
これは、しっかりパティに黒胡椒が効いててアメリカン!
黒胡椒とお肉好きなんだ。むしろ嫌いな人いるか?ここまで黒胡椒効いてるパティ食べたことないかもっ。
生玉ねぎはツーンとして苦手だけれど、火の入った玉ねぎは大好き。
オニオングリルも入ってたかと思うんだけどなー。甘味が出て美味しいよねー。
ソースが出すぎるでもなく、パティが出すぎるでもなく、ちょうどよく両方が引き立つバランス。
ベーコンはカリカリ君。バンズも香ばし君。
一口一口美味しいと思って食べ進められるのって、幸せだわ。
ピクルス大きめで、さっぱりリセットできるのも高ポイント。
ポテトぱくぱく、揚げたてってだけでも10倍美味しいよね、ポテトは。
袋の底に最後に残る汁は肉汁とソースとが混じった、一番美味しいところでもあるんだよ!と確か、食べ方ペーパーに書いてあった。飲んでもいいし、ポテトをつけてもいいぞって。
両方やった。確かに美味。旨味が詰まってた。
店内、赤で統一されていて、映画とかに出てきそうな、まさにアメリカのダイナーという感じで、いるだけでも明るく楽しい気分になれる。
ビールでも飲みながら、友だちと賑やかに過ごしたいお店だなー。
……なんだけど!本当そうなんだけど、今それをしてしまうと、私みたいに気になってしまう人も必ずいるだろうから、むずかしい……と、とても思う。
友だちとくだらない話をしながら、食事する楽しさが遠い。
ワイワイしているテーブルが気になってしまったのは、自分がそうできない嫉妬心も含まれていたのかもしれない。
ただお店の人の立場から言うと、たくさん喋って長居するなら、せめてドリンクも頼んでくださいませと思うはずなんだけど、ドリンクなしでハンバーガー食べてたな、たぶん、あの4人組さんは。そーいうの気にはなってしまう。
お客さん側にも見合った居方……窮屈に言うとお店へのお金の使い方があるとは思う。
お店に流れる雰囲気を上手く読んで、たのしんで歩み寄るのもお客さんのあり方かなぁと。
その方が自分も気持ちよくいられると思うので。
正直、合わせようとしてくれているお客さんの方に良いサービスをしたくなるのが、大多数のサービスする側の気持ちなんじゃないかなぁ。
と、なんだか変な語りを入れてしまったけれど、早く賑やかに友だちとハンバーガー食べられる日が戻ってきますよーに!
それまでは一人で黙々と美味しくいただきます。
ハンバーガー、ひとりを受け入れてくれやすいのも、私のブームの要因かも。
新富町も行ってみたいし、高島屋も気軽に行けるし、また食べに行こう。ランチタイムはお安くなるよ!
ごちそうさまでした!
Art Gallery Cafe 茶々華@下総中山
1年とちょっと前にできた、お気に入りのカフェ。
と言っても、まだ行ったのは3回だけ。初めて伺ったのも割と最近。
茶々華さんのお隣、パティスリーデトゥールさんも美味しいし、路地にあるイタリアン、CERBIATTOさんもお気に入り。
下総中山の地味進化、羨ましい。ご近所にあったら、3日に1度は行きたい、私。
アートギャラリーと併設、というか一体となっているカフェなんだけれど、ギャラリーらしさをゴリゴリ押し付けてこない、ふんわりとした雰囲気が気に入ってる一因かもなぁと、いま、書き始めて思う。
期間ごとにアクセサリーとか陶器とか私でも気になるようなモノが並んでいる。
カフェ利用だけでも入りやすい分、気になる展示も同じように気軽に見てみようと思えるのは素敵だなー。
しかしワタクシ、色気より食い気、コーヒーください気が強いので、初めて行った際、頼んだのはこれ。
▲軽食セット 990円
クロワッサンサンドとスープと飲み物のセット。
へへへ、このくらいの量を美味しく食べられるのとっても嬉しい。
この日はコールスローサンド。
ハムが入っていたり……は、確かなかったはずで(チキン入ってたかなぁ……?)、ちょっとお肉っぽさも欲しいなと思う自分にはヘルシー?(いいんだよ軽食だから)と思いきや、スープがゴロッと具沢山でひき肉も入り、ちょうどいい満たされ感だったのを覚えてる。
カレー風味のトマトスープみたいな、そんな、写真クロワッサンばかりに気が向いてるけど。
まだ暑い最中だったので、スッキリ涼やかな水出しアイスコーヒーと共にゆったりした時間を過ごす。
……そういえば、デザートもメニューにあったな。食べたい。
コーヒー余ってるものだから、お腹と心に欲が出て、再度レジへ。
注文はレジで先にして、代金もその場で先払いするシステム。
料理が出来上がると席まで運んできてもらえる。
でもゆっくり何にするか考えるようだったら、お席でメニューを選んでいただいてから、レジで注文をお願いします、と一声掛けてくださるよ。
えー、デザートも食べたくなっちゃったんですけど……(レジ横、黒板を凝視)
カタラーナで!
▲おいしそー!!
600円ぐらい、だったかなぁ?
ぎゅっと詰まった卵とクリームの濃厚なコクと甘さ。
出された時は、まだ半解凍ぐらいで冷たくて少しアイスみたいにも感じられ、その上にほろ苦くて甘いパリパリキャラメリゼ。
食べ進めるうちに、少しずつ溶けてとろっとクリーミーさが増してくるのも変化があって楽しい。
余計なものが入っていないシンプルなお味、クロワッサンサンドとも共通、好きなタイプ!わーい!
足すのは簡単だけど、削ぎ落とすのって大変だろうと思うのです。
足すのもセンスだけど、減らすのもセンス!たぶん!
そこの感覚がお店と合うと、他の何を食べても好き〜となっちゃうこと増えるなー。たぶん!
と、とっても気に入って、またしばらくして思い出したように、ふらふらとお店へ。
▲また同じの頼む
飲み物まで同じ。
いや、コーヒー屋さんだから、いろいろ種類の違うホットコーヒーも飲みたいんだけど、なにぶん外が暑いのよ。
この日の具材はチーズとお野菜。
こっれがまたチーズの塩気とクロワッサンのバターの風味と相まってちょうどよくて。
私が難なく食べ続けられたので、きっと牛乳系のハードタイプ。
羊や山羊のチーズは何度食べても食べ慣れない。お子ちゃま舌。
この日はデザートは食べず。
そして3回目。
3回目はインスタで見かけて、これは!と気になっていた、フィグパフェを〜!
▲はぁ、もう一回食べたい
フィグパフェ、1,000円。
茶々華さん、季節ごとの果物でパフェ出してる。
桃パフェやってたの、通りかかった時、横目で見てた。
美味しそうだなと思ったのに、食べなかった。
でもいちじくは食べるぞ。やったぞ。
▲店内の壁にはオススメメニューとかイベントのお知らせなどが
フィグパフェの内容も書いてあるんだけど、まぁその辺は拡大して。
でも千葉の長生郡の90歳のおじいさんが作られてる、いちじくだそうな。
おっきい立派ないちじくなのではないかな。
冷凍いちじくがひとかけ乗っていて、あとは赤ワイン煮が上にも中にもゴロゴロ。
ジャムも入っているので、食べても食べてもいちじく。
でもそれだけじゃなくて自家製のダックワーズのさくホロ感だったり、可愛く刺さってたアイスチーズケーキの中のチョコやナッツのザクザクだったり、食感も楽しかった。
味もいちじくだけ、チーズケーキといちじく、アイスといちじく、コーヒーあんこといちじく……いろいろスプーンひと口ごとに組み合わせを変えてみたりして、遊ぶ。
一つでも美味しい、二つでも美味しい、いろいろ混ぜても美味しかったなー。
これまた食べたいなー。
▲好きなものしかない
店員さんに美味しかったとお伝えしつつ、帰り際ちょっとお話ししたところ、10月のパフェはぶどうだそうな。
そうだよな、ぶどうだよな、秋。あと栗とかあるよね、秋。それが終わるとクリスマスでしょ。パフェの内容月1で変わっていくのか……旬って素晴らしいけど、切ない。
今月中に再訪してもう一度いちじくパフェ食べられるのだろうか。食べたい。。。
そして、やっとこの日、ホットコーヒーを頼んだのでした。
▲カップも素敵なんだ
コーヒー沼はワインと似た雰囲気を感じるからな。
でもコーヒーも勉強してより楽しめるようになりたいという気持ちだけは、うっすらある。
産地とか、な。栽培できる緯度があるのとかな。そっくりだよ、ワインと。
飲み比べしたら馬鹿な舌でもわかるのかな。
茶々華さんはコーヒーの酸味があまり得意ではないので、酸味があるコーヒーを楽しみたかったら別のお店の方がいいかも〜(笑)っておっしゃってたな。
こんな美味しいものと、ゆったりした空間を提供していたら、すぐふらっと行っても入れない人気店になっちゃうんじゃないの?と心配しつつも、心のどこかで下総中山だからな。って思う自分もいる。
これバカにしてるというよりは、自虐。
ほどよい賑わいを保ち続けて欲しいなという、勝手なワガママ。
また伺いたいお店。
いや、もう月1では必ず行って季節のパフェ食べる。
それを一つ日々の楽しみにする。
ごちそうさまでした!
CRUZ BURGERS & CRAFT BEERS@四ツ谷
また突然ハンバーガーが食べたくなったので、四ツ谷まで足を運んで、
CRUZ BURGERS & CRAFT BEERS(クルズバーガーズ & クラフトビア)へ。
最近、ほぼ日で連載をされていたサカキシンイチロウさんが食べログでレビュー書かれているのに気がついて、レビューを辿っていたらこちらのお店を紹介されていた。
サカキさんがオキニイリのものを書かれると、どれも美味しそうで食べてみたくなる。
そんなこんなでお店へ向かう。
何に頼むかはなんとなーく決めていて、私の中でどのお店に行っても定番となりつつあるベーコンが入ったやつ……クルズさんではベーコンアンドチーズを。
グルメバーガーはポテトが必ず付くのが文化なんだなぁ。
初一緒にワッフルポテト。。。だったのですが、その前にセットでドリンクとコールスロー。
▲窓際のカウンター席でのんびり
コーラ。とかがお昼なら良さそうだけれど、炭酸が得意ではないので、コーヒー、一択。
緊急事態宣言じゃなければ、昼であろうとビール一択。と言いたいところ。
店名にまで入れているお店が飲んでほしい飲み物を頼めないだなんて、切ない切ないよ。
でも食べる、その代わり。
▲量もなかなかたっぷりで嬉しいコールスロー
こちら、嫌いなものが何も入っていない味。
マヨネーズのコクと酸味とキャベツシャキシャキ、コーン甘くて美味しい。
ジャンキーサラダなんだけど、これからやってくる更なるジャンキーを前に、私野菜食べてます!感をもたらしてくれるところもありがたい。
ランチタイム(11:00〜15:00のもよう)は、コールスロー&ドリンクセットが242円なの、だいぶお得。ドリンクのみだと150円とかなのかな。
他クラムチャウダーもセットの中にあった。チリビーンズに変更可ってなってた気がする。気がするだけなのだけれど。
コールスローをしゃくしゃく食べながら10分ぐらいかな?したら、ハンバーガー到着!
ちなみに生玉ねぎが嫌いなのでオニオン&レリッシュは抜いてもらった。
このあらかじめ入っているものの記載があって、抜くこともできるからね!とメニューに書いてあるのもグルメバーガーの文化っぽい。
▲コロン。かわいい。
高さはあるのに、ころっとまるまるしている子がテーブルにやってきた。こんにちは。
チーズはこの写真でも目視できる。
でもベーコン?となるけれど、パティの上がベーコンだ、はみ出さないスタイル。
ベーコンもお店で作ってこだわってます!な厚め燻製タイプと、薄めカリッとジャンキーにいこうぜタイプと、大体ふたパターンに大きく分けられるのだろうか。
こちらは厚め燻製タイプ。
早速袋に包んで、ちょっと潰しつつがぶっとかじりつく。
がぶっといった時にこのベーコンはみ出さないスタイルの意味を理解した。
食べやすい!!
…あ、これは、パティの大きさとパンの大きさも一緒なんだ!?
だから一口目からちゃんと全部一体となった味が楽しめるんだ!?!?
はみ出さない。ということでの味の良さと、そこに至るまでの工夫、丁寧さを感じた。
このお店すきー。
お肉は噛むとじわじわと味が出てくる肉々しいがっつり系。
バンズもそれに負けないしっかり感があったと思う。
ふわっとしているけど、噛み応えがあるので、ずっとお肉と一緒に口の中が美味しい。
チーズを強く感じたり、ソースを強く感じたり、ベーコンの塩味だったり、一口一口でちょっとだけ味の違いがあるのも、ハンバーガー好き。
ワッフルポテトも揚げたて。
サクサク、中はホクホクちょっともっちりと言ってもいいような感じで、とっても美味しい。
今まで食べたワッフルポテトの中で、よくよく考えたら一番美味しかったかも。
美味しくても口の中が贅沢言いやがって飽きてきたら、コールスローとアイスコーヒーでさっぱりして、またハンバーガーに戻って、ポテト食べて、の繰り返しで食べ終わるまで永遠楽しかった。
私の隣で、お店のお兄さんが賄いハンバーガーと山盛り端っこワッフルポテト食べてたのもご愛嬌。
いろんなハンバーガー食べさせてもらえるんだろうなー、それはちょっと羨ましいなー。
ごめんね、カウンター席、隣にお客さんいたらゆっくりできないよねぇ。
と思いながらも、こちらはのんびり一人ご飯を楽しませていただきました。
カウンター席は窓側のゆったり2席だけで、あとは4人掛けのテーブル席が4つ?ぐらい。
木目調で統一されてて、店内もオシャレ。
あと、お店がある通りも雰囲気が良かったな。
一本隣の通りが、かつれつ四谷たけだがあるしんみち通りで、クルズバーガーズはその隣の三栄通りにある。
雰囲気が全く違う。
公園があって子供がたくさん遊んでいて、お父さんお母さんもいっぱいいて、一本中に入っただけで完全に住宅地の趣。
新宿であることを忘れるぐらいの、綺麗に舗装された通りと子供が遊ぶ声が聞こえる、のんびりさだった。
やっぱりお店の中の雰囲気ももちろんだけれど、場所の空気感だとかも含めて食べる楽しさにつながると思うので、立地って重要だよなぁ〜と改めて。
四ッ谷に来た時はまた寄ろう〜。
きっと人気店だろうけれど、私が伺った時は13:30過ぎぐらいで、店内半分お客さんいて食べ終わってたかな、というぐらい。
すんなり入って、すんなり提供。
こういうところだけは、コロナ、すこーーーーーーーーーーしだけありがたい。
すこーーーーーしね。
1,485円のベーコンアンドチーズバーガーに、コールスローとドリンクセットをつけて1,800円弱。
2,000円行かずに、お肉しっかり食べた気持ちにもなって、ぱくぱくポテト食べてジャンキーさを堪能して、一息つけて、美味しくお腹いっぱいになって……カフェとかでもそうなのだけれど、今、自分にとってはすごく大事な時間になってるな。
一人でも美味しい、を探して、だいぶ気を紛らわせている。
気を紛らわすを超えて、目的としてもうかなり楽しんでもいるけれど。
生活圏内にまた行きたいと思えるお店が見つかってよかったー!
またベーコンを頼んでしまうのかな。
プルドポークとか、そもそもサンドイッチとか、ホットドックも気になるんだけどな……
必ずあるよね、美味しそうな分厚いサンドイッチとホットドック。
でもまだハンバーガー初心者だから、そちらに行けない。
ごちそうさまでした!
ということで、
今週のお題「肉」
にもほんのりかけておく。
シャン・チー/テン・リングスの伝説
『シャン・チー』観てきたー!!
まずMCUが与えてくれた、映画を楽しむ時間に改めて感謝をしたい。
この記事に詳しく書いたけれど、米倉涼子のブラックウィドウ吹替がきっかけという超少数派の角度から、インフィニティーウォーを観て、その後ほぼ水しぶきをあげずに入水するという得意技を久々に使ったのがMCUだった。
待ちに待った『ブラック・ウィドウ』から、ほぼほぼ間髪入れずの『シャン・チー』公開。
『ブラック・ウィドウ』がインフィニティーサーガの終わりのおまけでもあり、そしてフェーズ4の始まりを告げた、と。
やっぱりアベンジャーズメンバーへの思い入れが強いので、今後のMCUとのお付き合いが自分の中でどうなっていくのかは、気になるところ。
ディズニープラスでのスピンオフはあれど、まず映画だと『シャン・チー』から始まるわけで………
いやぁ、楽しかったぁぁぁぁ!!
一度掴んだ心は離さない、さすがのMCU。
確実に人生においての楽しい時間を増やしてくれる。
ちょろいと思われようがなんだろうが、楽しんだもん勝ちの精神。
何が楽しかったのかなぁ。
まず、シム・リウ、オーク・ワフィナのコンビかな。
恋愛には発展するのか今のところ未定の、でも既に恋だの愛だのを超えた、強い友情関係。
会話のテンポも良くて、過去のいろいろからちょっと控えめに日々を過ごしてるシム・リウ演じるシャン・チーと、物怖じしない押しの強さとユーモアのあるオーク・ワフィナ演じるケイティは好対照。
でもケイティがピンチになると、真っ先に助けようとするシャン・チーの格好よさね。
アクションシーンは肉弾戦が多くて、まぁカンフーでいいんですかね、これまでのMCUとは毛色が違う、けれどもMCUを感じさせるもので、新鮮に楽しめた。
ラスボスシーンで龍が出てくるのもいい。
チタウリ VS 龍みたいな図はこれまでなかったわけで!!
英語字幕はdragonってなっていたけれど、声ではシェンロンって言っていたと思う。違うかなぁ?
出てくるのはもちろん、そこに限った話ではないでしょうが、ドラゴンボールを読んで、見てきた人なら誰もが知っているシェンロン。
"かめはめ波"も会話の中に出てきたし、いろいろなアジアの映画であったり、アニメであったり、漫画であったりからたくさんのインスパイアを受けているのだろう。
ブルースリーとかジャッキーチェンとかを知っていたら、もっと楽しいのだろうな。
映画ファン、次々とここはこの人のあの映画だ!みたいに連想が続いていくの、すごい。
この映画、父と子を軸とした家族の物語だったのだけれど、父親を演じたトニー・レオンがとてつもなく素敵でした。
魅力的な、色気のある、そしてこの父だからこそ超えることに意味がある、シャン・チーにとっての切ないヴィラン。
彼の根底にはずっと愛情があったのだろう。
だからこその憎しみ、悪への転化だし。
奥さんとの出会いから、気持ちを通わせていくまでの戦闘シーンが実に良い。
戦うことを通して相手を知って、思いを寄せていく様が描かれていて、そりゃお互い惚れるよなと納得。すごく綺麗なシーン。
あの場面と、その後夫婦の穏やかな生活の描写があるので、妻を失った彼の悲しみが悪の道に進ませるというのは、わかる。
理由を聞くと、ター・ロー村に押し入ったのも、彼の中では正義だったから。
ただただ愛する妻を取り戻したかっただけ。
トニーとペッパーみたいかもしれない。
なんというか、ペッパーをかつて武器を売却していたテロリストの逆恨みで殺されて、闇落ちするトニー…アイアンマンですよね、シュー・ウェンウー。
もう、最後の、トニー・レオンの表情が絶品。
語らずともあれで彼の想いが深く伝わってきた。場所を探していたんだろう。
そして、その父親の憎しみに巻き込まれ父親から疎外され、さらに大好きだったお兄ちゃんにまで裏切られたと感じ、家出して、インチキファイトクラブ経営してのし上がった妹のシャーリンも映画に華とスパイスを。
女性のアクションシーンも格好いいよね〜。
シャーリンちゃっかりしてるんだわー。
それにしてもこの家族は、相手を思うがあまり憎む、とりあえずぶん殴る、みたいなところがあって、因縁が深くなりすぎる。
アジアの描写も私は違和感なく受け入れられた。
やはり竹林とか、日本では妖怪になるのかな?九尾とか出てくると、おっ、となって自分がこれまで接してきた文化と近いものを感じたりする。何だか少し嬉しい。
けれど、あくまで架空のアジア、ファンタジーではある、と。モーリスの登場でも、ファンタジー感はより強まる。
いや、ジェットブレイク観た時は「もうちょっと東京をちゃんと見てから描いてくれないかな?」と正直なところ思ったけれど、この世界観の中で、もし日本を強く打ち出したとしても、私はすんなりと受け入れると思う。
日本人、こんなことしないよ!という描写があっても、ファンタジーだから、モーリス激かわ!で自分の中ですっと解決できる。
ただ自分自身の文化って何かな?とか、それが世界からどう見られているのか?また世界をどう見ているかとか、エンタメである映画を通して考えるキッカケをもらうなぁ。
ウォンが出てきてストレンジ先生とのつながりができ、右手を負傷したままの彼や、ニック・フューリーのお友達な彼女だったりも登場して、ここから新しくヒーローたちの物語が始まるのだと実感する。
全てが変わっていくのかもしれないし、サノスから地球を守った彼らから受け継がれるものもあるのかもしれないし……
これからも『エンドゲーム』後の世界が続いていく。
ただ私はこの『シャン・チー』を見終わった後、
トニー・スタークも、スティーブ・ロジャースも、ソーも、ブルース・バナーも、ナターシャ・ロマノフも、クリント・バートンもシャン・チーもみんな好き!
と思えたことがとっても嬉しい。
好きな人が増えたマーベル・シネマティック・ユニバースから、これからも目が離せない。
そういう先を楽しみにさせてくれる映画の存在は、本当にありがたい。
大袈裟でなく生きる楽しみ!!
クア・アイナ@東京(丸の内)
▲下手くそハンバーガー写真。
今更ながらグルメバーガープチブームが到来中。
そのキッカケになった、今更の今更なクア・アイナ。
この前日に友人とドクターXシーズン7成功祈願で六本木はテレ朝前にいて、ただ社屋を見つめる時間を過ごした。
テレ朝を見つめつつ、でも、ぼーっと周辺の飲食店をGoogleMapで見たりもしていた。食に貪欲。
あ、アルデバラン…行ってみたいな…
でも今は、お腹いっぱい余裕ない……
結局アルデバランには行かなかったのだけれど、それ以降、頭の中にカサ高いハンバーガーが居座るように。
翌日、ハンバーガーの呪縛から逃れられず、半ば無理矢理友人を連れ歩き、丸ビルのクア・アイナへ。たくさん歩かせてちゃってごめんなさいね。
どーしてもベーコンが食べたい。
燻製が好きなのかもしれない。
BBQソースもいいな!となって、BBQベーコンバーガーを頼んだ。
ベーコンが入っていないハンバーガーのことは考えられなかった。
▲1,400円ぐらいでポテトとドリンク付きならいいかも!
ポテトだ!わーい!となってたらなんとも言えない写真を撮っていた。
おい、ベーコンどこだよ。
ところで、クア・アイナ、ポテトの周りを加工してあるカリッとタイプの細いやつでイケてますね。
▲ちゃんと中身が見えるのも撮ったよ
▲可愛いからもう一枚
こういう形態の食べ物なんだから、気にせず大口開けてガブリといったわけですが、思っていた3倍美味しい!?!?
肉々しいパティ、カリッとしたベーコン、甘みのある焼いた玉ねぎ、元気なレタス、彩りとジューシーさをプラスするトマト、そしてコクとフルーティーさを兼ね揃えたBBQソース。。。
あれ?値段が高いのにも理由があるんだな、ただのブームでしょ?と斜に構えていたけど、斜に構えたまま10年ぐらい経ってる気がするけど、なーんだ、改めて食べてみたら美味しいじゃ〜ん。
一気に手のひら返した。
踊る大捜査線も流行ってる時にはまるで興味がなくて、ブームが去った後どハマりしたな。
いっつもそんな感じだな。
踊るよりはハマらない気がするけど、ちょっと出かけたらグルメハンバーガーのお店チェックしてみてもいいかもしれない。
そして、今もたまーにハンバーガーを食べに行くようになりました。
エアーズバーガー(清澄白河)、ブラザーズ(人形町)、ファンゴー(三宿)まだここだけ。
いつまで続くかな。
丸ビルの店舗、土日ということもあってか、少し列ができて店内もほぼ満席で賑わっていた。
平日ならここまで待つことはもうないのではないかなぁ?
一人ハワイな感じの体格の良い店員さんがいて、客席への案内とかも含め全体に目を配っていた方なのではないかと思うのだけれど、すごく親切に対応いただいた!
まずひとつ。
いつもだったらこのくらいペロリと食べきれるけれど、連日の暴食のせいでお腹が膨れ。。。なので、「袋代がかかってもいいので、持ち帰り用の袋をいただけますか?」とお声かけしたら、「あ、では包んできますよ?」とあっさり、気持ち良くバックヤードに下がり、袋に詰め直して持ってきてくださった。
混んでるのに!嫌な顔ひとつせず!しかも詰め方も丁寧!
ケチャップとマスタードの袋も3個ぐらいずつ入れてくれた!
もうそんなにかけないってばー!
後日オムライス食べた時にありがたくケチャップ使わせていただいたわー!
それにしても、もうハワイなのかなここは。
東京のハワイなのかもわからない。
穏やかで優しい。
あともうひとつ。
これは友達が見ていて私は背後だったので、全く気がつかなかったのだけれど、ベビーカーで来ていたお客さんが帰り際、通路が狭くて出にくそうにしていたのにすぐ気が付いて、パッとパーテーションの紐を外して、こちらからどうぞ〜と誘導していたそうな。
だから、混んでるのに。満席なのに。
あのお兄さんは気づく方なんだな。
退店後、友人もいいお兄さんだったねぇ〜としきりに言ってたな。
もう存在がハワイなんだな。
美味しく、気持ち良く、ハワイを後にした。
ごちそうさまでしたー!
ここが私のハワイでいいや。
ハワイ行ったことないし。
でもいつか、ドクターXの番宣番組ロケ地巡りで行きたい。
ワインバー杉浦印房@茅場町・八丁堀
早くこのお店に友達を連れて行きたい〜!
茅場町、八丁堀あたりをフラフラ散歩していて見つけたワインバー。
門構えを見て、好きそう!と思いチェックしていたものの、緊急事態宣言やら何やらで行く機会がなく……。
7月の初めかな?「また週明けから緊急事態宣言か…。」と気持ちが暗くなり、だったらその前に静かに一人、外食してやるっ!と突如思いついて、こちらに伺った。
入った瞬間、このお店、好きだな〜と。
確か小雨が降っていたんだけれど、飛び込みひとり客の私をふわっと優しく迎え入れてくださった。
するするとカウンターからご主人が出てきて、私の折りたたみ傘を丁寧に傘立てに入れてくれて……一人なのでカウンター席へと。
すぐにたい焼きの袋みたいな、マスク入れを渡してくださった。
そう!今、テーブルに直接マスク置く人、気になる、気になる。
確かマスクは、外側、自分の口に面していない方も、もちろんウイルスやらが付着するんですよね。
それを食事をするテーブルに直接置くのは言語道断なのでは?のモヤモヤをたい焼き袋(のようなマスク入れ)で解決!
「女性は洋服にポケットが少ないし」と。
あ、わかりますっ、ありがたいです。って、とても普通にポケットがあるパンツを履いていたけれど、そこは合わせておいた。
私以外に、テーブル席には2名2組、カウンターには他お一人で来ている方が2人いたかな。
盛況と思う。
何飲もうかな……
もうこの際だからしゅわしゅわしたい…シャンパーニュがいいな……
シャンパーニュください。
から始まって、ついでいただいたのだけれど、通常1杯分より量が足りない。
印象7分目ぐらいだったかな。
▲これはもう7分目から飲んだあと
「すみません、足りないですね…お値段安くしておくのでよろしいですか?」
「追加で飲まれるようなら、開けるので遠慮なくおっしゃってください!」
と、接客のお姉さん。あーもう全然、泡抜けるし、新しいの開けなくて良いです良いです。
一声かけてくださる明瞭さがうれし。
▲アミューズ 今見たらお皿も素敵だわ、これ、影入ってるわ、これ。
その入店から一杯目までの明瞭さと心配り、お料理に関しても同じだった。
一人だし、量は食べられないし、どうしよっかな〜と悩んでいたら、お料理の説明と共に「前菜を数品選んでいただいて、少しづつ盛り合わせにしてお出しすることもできますよ」って。
なにそれ、ありがたいっっっっ!
▲はい、最高の量
左:ジャンボンペルシェ(ハムとパセリのコンソメゼリー寄せだそうな)
右:グリンピースのムース
うううっ、両方とっても美味しかった。
今思い出しても美味しい。
問答無用のお酒泥棒。
グリンピースのムース、写真をよく見たらわかるけど、お塩がしっかり粒で入ってる。
絶妙に塩気があって、でもグリンピースの甘さも感じられて。
ジャンボンペルシェもコンソメゼリー涼やかだけど、味しっかり、中のハムも美味しいしで……
お酒足りなくね?
最後にもう一杯、メインに合わせては飲みたい、しかし体調的にその日の私3杯はいきたくない。
でもこのお店の、あのお姉さんだったら、「もうちょっと前菜合わせで飲みたいけど量は半分ぐらいがいい」というめんどくさいオーダーにも快く応えてくれるに違いないと、アルザスのピノブラン、通常量より少なめでいただく。
あ、全然いいですよ〜って、本当気軽に応えてくださった。またうれし。
▲じぶん、アルザス好きなんじゃないかと思う、わからんけど
▲メインはこれ!!!!!
名前は忘れてしまったけれど、海老のビスクソースリゾットとグアンチャーレ。
こっれがまた、美味しくてさぁ。
▲海老のリゾットと、なんだこれ、海老の仲間…ロブスター?ザリガニ?←
お姉さんに、リゾット合わせでオススメ聞いて、プロヴァンスのロゼを最後に。
ジメッとした空気の日にキリッとしたロゼもいいなー。
魚介とお肉って合わせると旨味倍増なんだね。
スンドゥブに豚肉とアサリ入ってるみたいなものなのかな。
この間、アレンテージョてポルトガル料理を初めて食べたんだけど、それも豚肉とアサリだったな、旨さ倍増してたな。
一体何匹の海老がこの濃厚な美味しさを作ってくれているのか。
海老ちゃんたち、ありがとうと思いながら、ちびちびグアンチャーレと一緒に食べ進めた。
口に入れるたび美味しいよ、豚さんもありがとう。
「グアンチャーレ、美味しいですね、海老にも合いますね……」
まいったぜ、って感じで思わずシェフに話しかけてしまった。
「もうこのグアンチャーレが大好きで、グアンチャーレ先生って呼び出したお客さんもいます(笑)」ってシェフおっしゃってた。
私も次出会ったらグアンチャーレ先生って呼ぼう。
あ、リゾットのお米の硬さもとっても好みだった。
最初から最後まで全部おいしいじゃん、全部お酒に、ワインに合う前提のお味じゃん。
そして、とにかく終始、塩最高。
店内お二人で回していたけれど、ちょっとお話しできて伺ったら、ご夫婦だそうな。
奥さんソムリエで基本接客担当、旦那さんが調理担当。
一人近所に住む常連らしき陽気なおじいさんがカウンターにいらして、ずっと奥さんとあーだこーだお話しされてたのだけれど、それをまた付かず離れず、時に聞き流し(笑)対応してた奥さんのさっぱりした感じ、好き。
そのあたり、自分がお客としても楽でいられる距離感と繋がっているんだろうなと思う。
初めて伺ったけれど、背伸びすることもなく、のんびり美味しいお料理とワインを楽しむことができて、本当に一息つけた。
こういう時間が本当に大切なんだなと、コロナになってより実感する。
ワイン2.5杯ぐらい飲んで、食事は前菜とリゾットとで5000円弱。
この5000円を守るために働く、って思うわ。
緊急事態宣言中は基本お店は休業しているようなので、次の来店がまだ叶わない。
ただ、いつか祖母宅に行けるぐらいになったら、杉浦印房さんの通販テイクアウトメニューを注文して、祖母と食べるものいいな〜と思ってる。
思い出して書いていたら、本当にまた行きたくなったなぁ。
これからも通いたい大好きなお店になりそうだなぁ。早く友達と行きたいなぁ。
ごちそうさまでした!また是非!
▽インスタも素敵
https://www.instagram.com/sugiurainbou/
▽お店のホームページ
ダイタリア@新代田
きちんとお客さんを選んでいるお店!
私は潔くて良いなと思う。
食事とお酒、ことさらにワインをたっぷり楽しむ気持ちで行くのがいい。
私が気にしていたお店なのだけれど、当日急に誘ったくせに電話がかけられない状態だった私に代わり、友人が快く予約の電話をしてくれた。
その際に「必ずお酒の注文を頂いておりますが、よろしいですか?」というような確認をされたそうな。
強くないけれど私は飲むし、友人も飲みたいクチなので問題なく「大丈夫です。」と答えて無事予約。
お店の場所は新代田。
下北沢から歩いて行けなくもない距離だけれど、駅の周り思っていた以上に何もなかった!
大きな道路がすっと一本、その道沿いにお店。
中はカウンター席とテーブル席が数席で、広いお店ではない。
さーて、何飲もっかな。
暑くて喉乾いてるので「「ビールで!」」と二人揃ってビールで乾杯。
よし、で、お料理、何を頼むかだ。わくわく。
▲全部食べたい
しばらくメニューとにらめっこしていたら(笑)、シェフが、
「2名なら大体アンティパストから1、2品、プリモピアットから1品、セコンドから1品……」みたいにカウンター越しに説明してくださった。
最近食べたい欲望と胃の容量が比例しなくなっていることに、友人共々気がつき始めているので、ぎんなん気にしつつ、1品目は、
▲帆立貝と舞茸のグリリア たっぷりグラナチーズ
はい!優勝!
帆立の半生感だとか、舞茸の火の通り方だとか、たっくさんチーズをかけるだとか、家ではできない、躊躇う……でもシンプルなお料理、すごく好き。
▲前菜一品足すか迷ったけれど、結局帆立と一緒にパン食べたくてパン
パンも自家製っておっしゃってたはず!美味しかった!
この辺でもうビールは終わって、私は白ワイン飲んだはずなんだけれど、ワインの写真一個もない。でもおそらくスッキリするやつ頼んでいるはず。
グラスワインは壁の黒板から選ぶシステムでした。
はぁ、これも美味しかったな。ルッコラって美味しいね。からすみってお酒進むね。
▲アンガス牛「ザブトン」のタリアータ サラダ仕立て
ベタなんだけれど、外食すると牛肉頼んでしまう。
そんなに頻繁に外食するわけではないから、仕方がないよ、どうしても牛…ってなるじぶんがいる。
でもこんなのやってきたら正解!って思う。マッシュルームも好きー。野菜もたくさん食べたい派。
で、ここいらで赤ワイン。
友人が頼んだメルロー主体のやつ、希少品だったみたいだ。高貴な味がした。
私はもはやまた、何を飲んだのかすっかり忘れてしまっている。
モンテプルチャーノとかかな。そんな気がするよ。
お腹はこの辺で限界!となりつつも、当たり前にデザートは別腹って言いたくて、2品頼んじゃった。
▲カンノーリ
思っていたより、生地パリパリ固め、クリーム甘め!初めて食べた!
▲ティラミス
お腹いっぱい〜!とか言いながら、詰め込む。
甘いもの、やっぱり幸せだー。
会計は二人で3〜4杯?あれ、友人5杯飲んだか?私、エスプレッソ飲んだか?ぐらいで2万円弱だったかな。
大人数で行ってボトルどん!と頼んだ方がコスパはきっと良いはず。
ごちそうさまでした!
たまにの外食が、本当に心にも沁みる……!
この日は、すごく早い時間から入店して、お客さんが増える前だったので、少し店員さんともお話できたのだけれど、予約の時点で「お酒を頼んで」とお願いして了解をもらっていても、実際来店したら飲まない人だった、とかも間々あるらしい。
そして、じゃあ頼めばいいんですよね?!と半ば逆ギレして頼んで、結局一口も飲まないとか……
「だったら他のお店に行けばいいと思うんですよね(苦笑)」
とはっきり言うお店。でも私もそれは同意。
料理とお酒を楽しんでもらうためのお店にしたい、という明確なビジョンがあって、そこにあったお客さんに来て欲しいと思うのは当然のことと思う。
そのために予約の際に、一声、余分に掛けている。
あとコロナの影響もあるのだろうけど、私たちが行った時はきっちり2時間制で営業されていたので、このお店の悪い口コミがあるとしたら、そのあたりで反りが合わなかったお客さんだろうなぁ。
2時間でメイン、デザートまで考えるなら食材の準備もあるし、早々にオーダー決めて、食べる方もペースを意識しないとうまくゴールまで辿り着かない。
「え?もうラストオーダー?ちょっとぐらい時間伸びてもいいでしょ?」とごねたら次のお客さん入れられないからね。
じゃあ、あなたたちは次、案内できたかもしれない2名様分以上に、何か利益を残してくれます?ってなると、そういうお客さんに限って、お酒飲まずにお水くださいと言い出すのが飲食店の常。(アルコールが飲めない・お水くださいが悪いわけではない)
と、お店の人側視点になってしまったけれど、結局はお店とお客さんとが波長を合わせて、一緒に楽しむのが一番なのだといつも思う。
そこは演劇とレストラン、すごくよく似ている。
極端な話、チラシに「エログロアングラです」って書いてあるのにチケット買って見に行って、こんな酷い内容だと思わなかった、と文句を言うようなものだから。
波長が合わない芝居をわざわざ見に行く必要はないからね。
レストランでも演劇でも、いいお客さんになるにはたくさんの経験が必要だなぁ。
いいお客さんになりたい。