Garigaraseru

◎お芝居と食べ物のきろく◎

鯛の塩焼きとカルパッチョ@家

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へへへ〜友だちに子どもが産まれたよ!

いろいろ気分の晴れないニュースが多いなかで、単純に嬉しい気持ちになれました。

 

大学時代、グループは別々だったけれど、趣味が似てたから仲良くなって、遊んだりはしていて。卒業してしばらく疎遠になってたところ、インスタを見たら、なぜか祖母が住んでいる地域のお祭りの様子をアップしていて……

私は子供の頃から毎年毎年、夏は祖母宅で過ごしたおばあちゃんっ子だし、お祭りと言ったらこのお祭りで、でも彼女実家は新潟だし、勤めてるのは東京だし…「なんで?!」って聞いたら「住んでる。笑」と。

 

結婚して、越して来ていたらしい。

 

それからは、この2、3年、祖母宅に顔出した時は友人にも連絡して、ちょっと飲みに行ったりお茶したりで、楽しみが増えた。

半地元のつもりでいたけれど、まぁ祖母や近くの親戚と飲みに行くこととかはなかったので、逆にお店教わってる。

 

めでたいから、父が釣ってきた鯛の塩焼き。

あとは弟が作った中華風のカルパッチョ

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アボカドとしらすの炊き込みご飯@家

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池谷のぶえさんだったかな?が、ツイートされて、そこから様々な女優さんに広がったそぶりを見せた、アボカドとしらすの炊き込みご飯。

茅乃舎の出汁、家にあったなぁー…と思い出しので、昨日作ってみた。

 

▼レシピ

www.kubara.jp

 

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▲混ぜたあと

 

おもしろ美味しい味。

アボカド炊き込んでも、アボカドはアボカドなんだな。ほくほく感が多少増したあったかいアボカド。

しらすのたまにくる塩気と、出汁が優しく効いたごはん。

なるほどなぁー。

女の人はたしかに好きそう。

 

もちろん、一応わたしも女の人なので、美味しく食べたのだけれど、土鍋に袋切って中の粉末の出汁を入れて、でも湿気で袋に粉が結構残っちゃって、もったいないなぁ…ってカップに出汁の袋とお湯入れて飲んだ、そのただの出し汁が一番おいしかったかもしれない。

 

書いてたら、資さんでうどんが食べたくなった。

次小倉に行けたら細麺頼むんだ。

あ、今日、アボカドご飯の残りを朝ごはんにしようと楽しみにしてたのに、跡形もなかった。食べられた。

2020年 五月の恋@WOWOW

https://youtu.be/wQoBDH7mU0g

つねづね、つねづね…もう十数年?

「ほぼ一部屋だけ、会話だけで続いてく、なんの事件も起きない、でも面白いドラマが観たいんだよねぇ〜」

と思い続けていた気がする。

やっぱり猫が好き』のラブストーリー版、みたいな?

 

三密を避けて通れない通常のドラマ撮影がストップし、それでも何かテレビドラマならではの面白さを、と吉田羊さんを筆頭に脚本に岡田惠和さん、相手役に大泉洋さんが集まり……

 

あれ?これ叶ったな。

 

初回、羊さん演じるユキコと共に、おいおい泣いた。

自分の苦しかった、辛かった、日常の些細な一言から受けた心の傷のことを、誰かに話すことができてホッとして、でも話しているそばから思い出して辛くて、おいおい泣いちゃうあの感じ。

良い意味で心の緊張の糸を、一回切ることができたんだと思う。

 

自分にとってもお芝居を観て泣く。笑う。

って同じことだったなぁ……

 

この2ヶ月、舞台も観られず、映画館にも行けず、過去の作品は家で観ていたけれど、今現在と空気感を共にするお芝居を観られていなかった。

演劇も映画もさ、時代背景は過去だったとしても、お客さんと客席を共にしている空間は今じゃん?役者さんも今の人なわけでさ?

友達とご飯行く約束も全部白紙。会う約束すらできない。

自分が楽しみにしている外のことがぱったりとなくなってしまってる。

でもテレビに映る吉田羊を観て、ユキコと一緒に泣けた。

大泉さん演じる元夫が泣かせてくれた。

すーっと心の中に風が通ったみたいな感覚だった。

 

 

1話15分弱×4回で終わるので、会話劇好きの人なら特に、なにがなんでも、強めにオススメしたい。

WOWOWさん、こんなのYouTubeでも無料配信してくれちゃって良いんですか?あとで、ありがとうの声?メールとかなんかで?送りますね。

 

 

脚本の岡田惠和さんは、やっぱり私が一番好きなドラマの脚本家さんだった。

元々場面ぽんぽん変えるより、キャラクターが乗ってきたら、ワンシチュエーションでどんどん会話させたい、許されるならそれだけずっと書いてたい、みたいな方だと思われるので、この電話だけで進められる会話劇、今にうってつけだよ、岡田さん!

三密回避で諸々制約されたら、一番観たいものが出てきちゃったよ!ありがとうだよ!

 

本当にこのドラマも、そしてこのドラマの中で描かれたことも、この状況下だったからこそ生まれた出来事でさ。

なんか良いことあるものなんだよね。

岡田さんは大体いつも死んじゃうこととセットで生きることの楽しさを、日常にサクッと織り交ぜて届けてくれるよ。

 

 

 

もうほんと、大泉洋が4話で本気出してくるので、岡田さんもお砂糖3割増しぐらいで甘々にあえて仕上げてくれたのだと思うので、ニマニマにこにこしちゃうラブストーリーならではの、あの感じを元気がなくなりそうになったら、私はこれからいつでも楽しむ!!

羊さんがまた意地っ張りでかわいいんだ、また。

 

4日間毎日たのしかった〜、そして明日からもモトオとユキコ、元気でいるかな〜?とか考えたらまだまだ楽しい。

しあわせなドラマでした。

それでも恋するバルセロナ

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KERAさんがつぶやくたびに、いつかウディ・アレンの映画を観ようと思い続けて早幾年。

シャーリーズ・セロンも好きになったし、スカーレット・ヨハンソンも、もちろんアベンジャーズなので大好きだから、その辺から観ていこうと『セレブリティ』、

『マッチポイント』、『タロットカード殺人事件』を観たのかな。でも『カイロの紫のバラ』が近所のTSUTAYAにもネットレンタルにもないんだ。でもでもそのうち観るぞ。

 

さて、スカヨハちゃん出演の3作目『それでも恋するバルセロナ』。

 

ラストシーンの女二人の表情最高。

 

「無」だよなぁ、もはや「無」だよ、バルセロナでの出来事全てが。

芸術家の生き方だったり、そこそこお金持ちの夫婦の生活だったり、愛だったり、なんだったり…を全部一回皮肉のフィルターを通して見ている感じに中盤以降は思えてきて、だんだん全部が滑稽にも見えて来た。

 

元夫婦のペネロペ・クルスハビエル・バルデム(実際この映画がきっかけで結婚したらしいのに、映画の中では元夫婦)、そして現恋人のスカヨハ、3人の共同生活が軌道に乗ったあたりは、愛憎の三角関係の複雑さが美しかったり、尊いものであるように思えたりするのもわかるけど、ふと夏の終わりに冷めてきて、アメリカに戻ろうとするスカヨハちゃん演じるクリスティーナの気持ちもわかる。実は人、季節で、気温の変化で冷静になっちゃったりすると思う。

ハビエル演じるフアンは、わっかりやすい色男でして、一緒にバルセロナに来ていたクリスティーナの友人、ヴィッキーとも関係を持つわけだけれど(もう実は四角関係)、彼女は婚約者がいる身。婚約者は堅実な、結婚するにはもってこい!なタイプな男性だけれど、フアンのような危ない色気はまるでない。結局結婚してからも、ふらっとフアンに流れてしまいそうになるけれど…

 

バン!!と銃声が響いた瞬間に、スパッと思いが消える。

 

あの瞬間ヴィッキーの感情が、もう一度彼と…っていう甘いところから、あーなんだったんだろう、バカらしい自分、みたいなところまで急変してたのも、そんな体験したことないけれど、わかる気がする。

 

クリスティーナとヴィッキーの、その感情の変化ってどちらも本当だよな。

あんなに急激に熱くなったり、醒めたり、ヒトって面白い、変わってる。

一時のラブストーリーの純粋さよりも、その間の感情の高低差が興味深くて、もはや笑いが漏れる感じで行く末を見続けた。

 

で、ラストシーンの、クリスティーナとヴィッキーの顔ね。

 

こういうこと繰り返しながら生きていくんだろうな、この二人も、たぶん私も(笑)。

 

 

ウディ・アレンの映画、こんな感じなのかな。

『セレブリティ』とかも皮肉さ、人生の滑稽さみたいな点は通ずるところがあったと思う。まだまだいっぱい作品あるので、ちょこちょこ見続けてみよう。ケイト・ブランシェットの『ブルージャスミン』とかも、似た匂いがしそうだな。

観た4作の中だと『それでも恋するバルセロナ』が私は、一番面白かったかも。

 

 

あ!自分の洋画レベルがちょっと上がっているのも、実感できた!

それこそハビエルは『ラスト・フェイス』の髭の相手役だし、ヴィッキーはどこかで見たことあると思ったら『ザ・タウン』のベン・アフレックに惹かれる彼女役、レベッカ・ホール

 

顔が、見分けられるようになってきた。

宝塚みたいだ。

ラスト・フェイス

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今年の1月初めに公開された『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』を観てから、シャーリーズ・セロン祭が地味に開催中で、今日は『ラスト・フェイス』を観てみた。

内戦が続く地で医療行為を行う男女二人のラブストーリー。

シャーリーズ・セロン、美しい。そりゃこんな美人が戦地に来たら、恋に落ちたい。

ただ、どっちつかずといえばどっちつかずな話かなとは思った。根底が現実に沿って生々しく苦しいものだけに、難しいよね。

ラブストーリーとして見るには、まぁそうなりますよね、な吊り橋理論で結ばれるし、内戦の惨状を伝えるにしてもラブストーリーとして煮え切らないので…なんというか、白いご飯の上にかけるふりかけ物足りなかったかな?みたいな。

 

白飯のまま食べたらドキュメンタリーだと思う。

そこにもうひと味、ふた味加えて大元のご飯を引き立てるべき、ふりかけ=ラブの所でつまずき。

いるかなー、いらないよねー、前の彼女うんぬんのとこ(笑)

「歯磨きしてなかったんだからキスできなかったんだろ?」の前振りがあってからの、目一杯、歯磨いてからのキスシーンは可愛らしかった。

シャーリーズ・セロンの「私、この人が好き」を自覚してからの、瞳の甘さがすごく好き。あれが演技でしょ?女優さんてすごいよね!

とりあえず他が全部命に絡んで辛いから、甘さ多めで頼む。

 

環境が整わない中での手術シーンや、少年兵の描写、医療団の仲間内に起こる悲劇…目を背けたくなる事柄から目を背けず、映画の中に落とし込んでいたのは、こちらとしてはこういう作品を観る意味だし、またセロン姉さんたちにとっては出る意味なのかと思う。

(あー、この時期、ショーン・ペン監督と婚約してたのか。なるほど。)

心むき出しで作り物の、映画の世界に没入している感じが好きだな、シャーリーズ・セロンの。『モンスター』とかも観たけれど、極限状態にグッと入り込む時の生々しさがすごい。と、思ったら、ものすっごい美人。綺麗すぎてびっくりする、この人。

 

シャーリーズ・セロン自体が私にとっては、物語(ご飯)をより美味しく食べさせてくれる、極上ふりかけみたいなものかもしれない。美女、見ているだけで、だいたい楽しい(笑)

ジュリー&ジュリア

ブログが書きたくなる映画だったので、ひさっっっっしぶりにPCに向かって感想でも書いてみようかなと。このコロナ下、時間は持て余し気味だし。

ぶ、ブライドタッチ…一応まだできてる…。

 

観たのは、こちら。

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ジュリー&ジュリア

料理にまつわる映画で、人が殺されたりとか全くなくて、ほっこりできそうなものチョイス。

 

旦那さんのパリへの転勤がキッカケで、フランス料理をコルトンブルーって有名料理学校で習い始めたジュリア・チャイルドと、彼女が出版したレシピ本の全レシピ再現をブログにアップし始めたジュリー・パウエル。世代が違う二人の女性がそれぞれの思い、事情の中、料理と向き合って、時々クロスするお話。

ジュリアはアメリカの平野レミ的な感じかな。違うか。

 

パリに着いた当初、レストランで出されたヒラメのムニエルだったかな?がとっても美味しくて、感動しちゃうジュリアが可愛い。そして、わかる。

あんな風に眼の前で骨取ってくれて、身がしっかりしてて、バターを惜しみなく使っていそうなムニエル出されたらトキメクよ。

パリ滞在中、周りのご婦人は帽子作り教室やら、カードゲーム教室やらに通って旦那さま不在の時間を優雅に潰しているけれど、それが性に合わないものだから、大好きなフランス料理を学び出す。しかも周り男性ばかりのプロコースで。

最初はろくに玉ねぎも切れなくて泣きをみるけれど、ジュリア、負けん気も強いらしく、それこそ泣きながら玉ねぎ刻みまくって、学校が修了する頃には笑顔でロブスターを殺す、旦那さんを一途に愛する、いち主婦になってた。

「好き」って気持ちは強いな。

ジュリアが鍋コンコン叩いて、ルンルンで味見して、わーおいしい…って家で料理を楽しむ姿。

 

あーこういうの今、観たかったんだよ〜…

 

って染みた。

確かジュリアパートは1949年とかそのくらいから始まっていたはず。

 

で、もう一方のジュリーは2002年とか、とにかく2000年代だったかな。

ブログに写真をアップするって発想がまずなさそうだったから、そのくらいだ、多分。あんな美味しそうなお料理沢山作ってたのに、ブログにあげられないの、もったいない。

ラブラブな旦那さんはいるけれど、住まい、仕事、友人関係、いまいち何にも満足できておらず、その不満の発散先、生きがいとして、料理ブログを書くことを旦那さんから提案される。

そこで選んだのが、ジュリアのレシピだったと。

最初は何もない空間にただ言葉を投げ込んでいるだけのように感じられたブログの先に、徐々に読者がつき、メディアからも声がかかるようになり…

 

あーこれもSNSあるあるだねぇー

 

となるサクセスストーリー。

かつて、ささやかであれど、毎日のようにブログを書いていたので、ほんのちょっと自分を投影してしまったりもしたな。

まぁでも誰に求められるでもなく、一つの事柄を自分の興味関心に基づいて、ひたすら突き詰めてる文章って面白いんだよね。で、多分そういうのって、外を、読者とかを過剰に意識しだしたら、面白みが半減しちゃう。ジュリーも結局その辺りのあれこれで、旦那さんと大喧嘩してた。

 

ジュリアはフランス料理を助手のいないアメリカ人の主婦にも作れるようにと、レシピ本を出版。でもたぶん根底にいたのは誰かの為とかじゃなく、おいしいもの大好きな自分。

ジュリーはそのレシピを見て、バターを鬼のように使っておいしい料理を作り、人生に彩りを与えていく。

バターいいよね、料理いいよね、楽しいよね、作るのも、食べるのも。

 

結局、料理で自分の機嫌を保とうとしちゃう人が好きなのかもしれない。

ジュリアもジュリーもそう。

あと高田聖子さんとか、ともさかりえちゃんだとか、村岡希美さんだとか、西尾まりさんだとか、いきなり飛びましたけど、インスタとかブログで、もう自分でおいしいもの作って、食べて、日々せっせと乗り切ってきましょー、みたいな食に貪欲そうな女優さんたちも、大好きなんだ。

 

あー早く思う存分外食したい!

大好きなお店さんたちなんとか乗り切って…

 

 

わかりやすーくジュリーに影響され、こんな毎日なので、私もまたブログ書いてみようかなと思ったりも。

あ、ジュリア役はメリル・ストリープ

ジュリー役はエイミー・アダムス

アメリカン・ハッスル』、『メッセージ』だからジェレミーとも結構共演してるよな。

メリル・ストリープは何もこれまで観ていないので『8月の家族たち』あたり、見たいな。

舞台観られないから、映画強化です。

ロイヤルホストとか@近所

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家の近所の一軒家カフェで。

家の近所に一軒家カフェがなんてありそうもない場所なのに、あるんです、しかもお洒落で美味しいお店が。

 

シフト次第で昼間にぽかんと時間が空いたりするので、子持ちの高校の時の友だちをいきなり呼び出して、子供保育園の間にランチ。

そういう年になったな。

 

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ねぎのポタージュだったかな?と、イチジク、生ハム、チーズ和えたやつと、牡蠣のオイル煮が前菜で出てきて…あ、パンも2種類つくよ!おかわりも聞いてくれる!

 

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メインに鶏のアイオリソース。

アイオリソースってニンニクと卵黄だよな?…ん?あ、これ周りが火の通ったアイオリソースなんだ。スフレみたいだったー!おもしろいー。

塩しっかり効いててパンもすすむ。

 

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デザートにいちごアイスあとコーヒーも。

 

16の時から友だちで、途中疎遠な時期もありながら、ここ数年は年に何度かは顔を合わせるようになり、もう33だし、今年4だし、人生の半分以上友だちでいるのか〜、と思ったらなんだか笑えてきたりした。あいついいヤツ。

 

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結局話し足りなくて、保育園お迎え後、ロイヤルホストでパフェ(笑)