劇場版 仮面ライダービルド Be The One
惹かれ過ぎて、いわゆる語彙力低下…みたいな時にこそコトバに頼りたいな…って気持ちになったので、『仮面ライダービルド Be The One』(快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーと同時上映)を公開初日に観てきた小倉に妙な想い入れのある勝村ファンの感想です。
色気とは??
私の中で、いまや揺るぎないご贔屓と化した7月21日に55歳の誕生日を迎えられた勝村政信さんが今回、悪役ライダーを演じるというのが、この映画の私にとっての一番の注目ポイント。
(撮影時)54歳で史上最強の仮面ライダーブラッド役(元宇宙飛行士で現東都都知事設定伊能賢剛役)というのは、こそばゆく込み上げてくる笑いと興奮に溢れているし、予告映像を見てみたら衣装がこれまた格好良い。
まず普通のテレビドラマなどでは用意されない黒のロングコートに黒シャツ、黒めネクタイ、黒パンツの悪役然とした全身黒コーデ。これを好きな役者が着てて興奮しない人がいるならば、ちょっと北九州市役所裏に呼び出しな?
私には好みの体型ラインがありまして…大体この好みという、好きという気持ちがどこから湧いてくるの?って言ったらじぶんでもわからなくて、本能じゃん?としか言えないけれど、
緒月遠麻
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真風涼帆
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緒月遠麻
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…
この4人が永遠にループする。
この4人がスーツとか着てるともれなくきゅんとする。
ちょっと四角い肩幅ちゃんとある人が好きなのね。
えっと、なんの話だっけ?あ、そうそう、だから勝村さんの体型はツボってのがよくわかる伊能賢剛くんの衣装でした。
勝村さん、肩幅とか骨格かなりしっかりしてて、サッカーやってるし、腕とか脚とか筋肉もつきやすそうなのに、いま、華奢というか、特に腰細い。ベルト巻いたらモロに腰の細さ出る。肩幅あって、胸板もしっかりしてるのに細腰だなんて、そんな体型タカラジェンヌにしか許されないと思っていたのに、江戸時代なら死んでる年齢のおじさんが!!この体型が!!それで口角だけ上げて悪い顔して笑わないで!!人を土足で踏みつけたりしないで!!
下衆過ぎてまた好きになっちゃうでしょ。
あとは、3000人のエキストラさんたちを前にして当然のように洗脳演説を冷静にぶちかます、あの声質、声量、台詞術。抑えた芝居で表す存在の大きさ、他者への圧力と黒々しさ。
利き手、左手のエロさ。指先に色気を感じたら結構な終末感あるよね!
でもこんな役を演じられるのが、結構嬉しかったんだろうなと観る側に感じさせてしまう滲み出ちゃった可愛らしさ(笑)
あぁファンなんだなぁ、好きなんだなぁ、と実感させられて、劇場をあとにしましたよね。
好きだと思うこと、色っぽいなと感じることに、明確な理由などなくて、結局こう書こうとしてみても言葉にならないけれど、昔からカッコイイなと思っていた役者さんのことを、いまより好きで、よりカッコイイなと思えるのは楽しくて、嬉しいことであるのは明らかで、ありがとうございます、って思ってます、最近いつも。
そんなカッコイイなと思えるおじさんが、大好きだなと思える北九州芸術劇場の近くで永遠ロケしてたので、そこでもテンション上がりました。
北九州芸術劇場は一度行ってみたかった劇場で、去年、それこそ勝村さん追い掛けて『関数ドミノ』観に行って、やっと中劇場に出会えた。(今度は野田地図で大ホール)
小倉の街も友だちが2人住んでいるおかげもあるのかもですが、なんだか初めて訪れた気のしない、身体に馴染む街で、すっごく居心地がよかった!
エンドロールでリバーウォークが映って、きたーーー!!!!!ってなり、そもそも演説場面でマカロニ人間映りまくってて笑えるし、勝村政信×北九州の威力でビルドよりおもしろい!!!!
そんなこんなで野田地図のときは、お花を持って市役所前に行こうと思います。賢剛くん(涙)