Garigaraseru

◎お芝居と食べ物のきろく◎

遠藤利三郎商店@押上

約3ヶ月前、一番最近の、で、一番最後の外食だったんだな、遠藤利三郎…。

Twitterで「美味しいもの食べに行きたい!!」って叫んだら、ヅカファンの頃だから、えーっと2008年ぐらいからか…12年前とか!!そんな思い返したら、なかなかびっくりするぐらい前からお知り合いのおねーさまが「私も、行きたい」みたいなリプくださるものだから、「明日は暇です♡」とか半分本気、半分ふざけて返事をしたら、本当に翌日飲みに行くことになったっていう。

 

「知り合いがやっているお店なの、ここどう?」と提案してくれたのが、押上の遠藤利三郎商店さんだった。

ワタクシ飲食店勤務…去年はなんとかかんとかソムリエ資格も取りました…遠藤利三郎…ワイン…神泉のお店行ったことある…行く!ここがいい! 即決定。

本店は押上なので、押上にGO。

押上は、スカイツリーで参加したいイベントがあったり、観光だったりで何度か訪れたことがあるけれど、本当、こんな勢いがなければ行かない土地。いつか押上の本店にも行ってみたいと思っていたけれど、やっぱり勢いがなければ無理で…完全に勢い付いた。勢いでポンポン進むときはいい時。

 

だんだんと舞台の公演中止の報も出始めた頃で、鬱屈とし始めていたところだったかと思う。

当日、旦那様も合流したい旨、知らされて、会ったことないし!とちょっとビビるも、結果色々お話聞けてとっても楽しかったし、さらにいっぱい飲んで食べたのにご馳走にもなってしまった。その節は大変お世話になりました。ありがとうございました!

 

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アミューズ

なんだったっけかね。3ヶ月前は遠い昔だよ。キクイモかな。カリフラワーかな。ムースなんだろうか。スープじゃなかったな。上はカニかな。しっかりしろ。

飲み物はシャンパーニュ頼んだぐらいしか、記憶がありません。

 

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▲前菜の盛り合わせ

盛り付け色とりどりで綺麗なのも嬉しい。

レバーのムースにはちみつ、みたいなしょっぱ甘い組み合わせ好き。

 

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▲タルティフレット

じゃがいものチーズグラタンだね。フランス・サヴォワ地方の料理なんだってさ。

どうしてもじゃがいもがあったらじゃがいもを頼みたい性。じゃがいも Love 3000.

この辺りで、ワイン、デキャンタでピノグリあたりを頼んだ気がする。気がすることばかりだ。ご夫婦ともに「ワインは好きなの選んでいいよ」っておっしゃるから、ソムリエ、プレッシャーをも感じつつ、でも自分が気になるもの、葡萄のバッチをつけたお兄さんにオススメを伺いつつ、じゃあこれ〜って結局気楽に頼ませていただく。ピノグリあんまり飲んだことなかったから。

 

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▲鴨

「▲鴨」て。記憶。料理の名前の記憶どこいった。

鴨が、周りのお野菜と一緒にね、春っぽくやってきたんだよ。

あ、グランマルニエのソースだったかもしれないけれど、もう記憶がない。

ただ柔らかくて美味しかったことは覚えています。鴨美味しいね。

 

で、一緒に赤はボトルで。

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▲オーストラリアのやつ(おい)

ビオで、ローヌブレンド…だから、あれだよ、あれ、グルナッシュ、シラー、ムールヴェドル的な!他にスタンダードっぽいピノノワールとかお兄さん勧めてくれたな。あとはキャンティか。他の方のお勧め、自分も参考にしていく所存。勉強になる。そういうのもあるから、もっと外に食べに行きたいのだけれど、何分先立つものは大体演劇に羽ばたいていく人生。次に食?

 

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フロマージュ盛り合わせ

最後はやっぱり、デザートを…と思いメニューを店員さんにお願いしたら、キッチンの人員不足でデザートはないとのことで、じゃあチーズ!と。へへへ。

もうこの辺まで来ると、私は大してお酒強くもないので、1本飲めないぐらいなので、スパークリング、白、赤、赤…ぐらいで十分で。

 

酔いも回って、お腹も満足。ごちそうさまでした!

店内シックでオシャレ。神泉と同じく壁一面にボトル。壮観。

またワイン飲んで美味しいもの食べたいー。

 

r.gnavi.co.jp

 

▽神泉のお店に行った時の記事▽

garigaraseru.hatenablog.com

 

curry 草枕@新宿御苑前

カメラロールの中から、今!食べたいものを見つけてブログに上げる。

カレー食べたーーーーい、さらっさらで、コクがないようでなんかがある、後を引くカレーがーたべたーーーーーーい。

新宿御苑前curry 草枕のカレー、そりゃそうだよね、カレーだよ。

初めて行ったの何年ぐらい前だろう、5年は経つかな。

無性に食べたくなって予定が合う、そんな感じの時に1年に3回ぐらい行く。

そう無性に食べたくなるんだ。

なすチキンを注文している人が、実際お店に行っても多いのだけれど、

 

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▲海老とプチトマト 

私はこれが好き!

そもそも煮るとプニプニしちゃう鶏皮が好きではないのだな???

 

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▲なすチキン

も、初めて行った時には頼み、これにトッピングで発酵バターもしてみたことがあった気がするけど、でも…1回海老ちゃんを頼んでからは…

 

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▲海老とプチトマト

を、どうしても頼んでしまう。

あっついけどね、海老ちゃん、プリップリの大きめなのが、たしか5個ぐらい入ってるんだよ!

プチトマトもあっついけど、でもじゅわってなって美味しい。

 

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▲はい、やっぱり海老とプチトマト

海老のほのかな塩気も好き。

 

 

お会計が済むと、笛になりそうでならないパインアメと有効期限なしの無限ラッシー券をいただけるので、草枕のラッシー券はいつでもお財布の中に入りっぱなし。

カレー辛い、ラッシー飲む、口の中マイルド、カレー辛い、ラッシー飲む、口の中マイルド、カレー飲む…の連続で無言で食べ進められる。

お腹がスパイスのせいかぽっかぽかになって、口の中はお店出てすぐパインアメ舐めるからパインの味。

辛さに特別耐性があるわけではないけれど、辛さ6、ぐらいまで試して、6だと鼻水止まらなくなって口の中ヒリヒリしすぎて、私には辛すぎたので、4、あたりで落ち着いてる。

おすすめが3だったはずだから、ちょっとだけ辛め? 

 

今はお客さんどうなんだろうか?

私は大抵行くとしたら平日なので、待っても1、2組でさほど待たずにカウンターにさっと通してもらえちゃうことが多いように思う。

雰囲気は異国情緒あふれつつ、まったりもしているけれど、のんびりお茶して長居するようなお店ではないから回転は速い。テーブル席少ないから3、4名で行ったら待つかも。

 

 

 

あー家で作るのはめんどくささの極み!っぽそうな、草枕のカレー食べたーーーーーーーい。

でも新宿に行くのは、もうしばらくはないかなぁ。

 

curry 草枕
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-9 中江ビル2F
r.gnavi.co.jp

 

アベンジャーズ@映画館

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びっくりするほど面白くて、びっくりした。

 

5日から東京、神奈川、千葉、埼玉のTOHOシネマズが営業再開。

twitterのTLを眺めていたら、MCUがスクリーンでかかるって…

うずうず

うずうず

してしまって、たまらず、観てきた。

 

この辺に詳しく書いたけれど、 

2年前にものすごい斜めっていうかフェーズが違う米倉涼子角度からMCUにハマり、コミコンで連日撮影&サインしていただくぐらいにはジェレミー・レナーにもハマり(7月にローニンンのホットトイズくるよ!そういえば!ただの本気だな!)、IW以降は初日に意気揚々と劇場で観るようになって、EGは朝イチ新宿で観て大号泣して、同じ日にピカデリーに移動してもう1回観て大号泣して、その後も映画館で、ネビュラがトニーとゲームして「たのしかった」っていう辺りから泣く…っていうのを10回ぐらい繰り返して、ファーフロも初日に観て、で、

 

 

5月1日『ブラック・ウィドウ』初日!!!!!

米倉さんの吹替も必須だから、初日に字幕→吹替で2回観ちゃうよ!!!!!

 

 

と、ワクワクしまくってたら延期ですよ、延期。延期だって。

仕方がないね。

 

でもやっぱり、何か災い転じて福となる。というけれど、この状況だからこその"いいこと"は転がっていたりする。今日映画館で観ることができた無印『アベンジャーズ』も、私にとってはそのうちの、確かなひとつになりました。

映画館で映画を見たのは3月23日の『ハーレイ・クインの華麗なる逆襲』ぶり。

でも今日観て感じた面白さって、久しぶりに映画館だからではなくて、エンドゲームとファーフロを経ての『アベンジャーズ』を映画館で観られたから、だったと思う。

だって、トニーとスティーブがこれからどんな道を辿るのか、ナターシャとクリントがどうなるのか、ソーのビールっ腹も、グリーーン♪なハルクのことも知ってるし、コールソンが力尽きてからは全力で心の中で、

 

タヒチ!!!!!

 

と叫んだ。

 

ヘリキャリアがステルス仕様になるのとか、映画館で観るの最高に格好良い、泣ける。

トニーとスティーブが散々いがみ合ってるのも、泣ける。

チタウリ軍も恐れる暴れるハルクも最高に格好良い、泣ける。

ホークアイの背面ノールック撃ち、ロキ騙し討ちも、最高に格好良いし、嬉しくて、泣ける。

ナターシャの椅子プレイからのストッキング破れちゃったじゃない、ヒール高い靴持って帰りますも、最高に格好良い、泣ける。

 

テレビ画面じゃダメなんだ。

映画館で、大きなスクリーンで、臨場感のある音で、集中して、私に洋画を観る楽しさを教えてくれた大好きな映画が観られて、本当に、本当に、嬉しかった。

ありがとう、NEW YORK 2012。

あのグランドセントラル駅の前で、初めてアッセンブルしたその裏にキャップたちが戻ってきていることを知ってるなんて、もうね、ゾクゾクした。

 

 

よくよく上に貼った2年前の記事を見返すと、日付がちょうど2年前、6月6日だ。

ただの偶然だけれども、今日またアベンジャーズに出会い直して好きを再確認する、そんなタイミングだったのかなとか、多少運命的にも感じてしまったり。

ありがとうアベンジャーズ、ありがとうMUC。

フェーズ4でもよろしく!

 

 

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MonBoeuf(モンブッフ)@代々木上原

あー外食したい。と思いながら、iPhoneのカメラロールで"食べ物"って検索かけて、ひたすらこれまで食べたものを見る遊びを夜中に一人でやっていたんですけど、見てるだけでもヨダレ出そうだし、写真の量が多いし、お店ごとにまとめておくのもいいかなー、暇だし、って。

にしても、"食べ物"って検索するとちゃんと食べ物だけをピックアップしてくれるiPhoneくんは天才ですね。

 

今一番行きたいお店から書こう〜♪ってことで、代々木上原のMonBoeufさん。

食べログ嫌い!って食べログに書いてあるから(笑)、お店のHP貼っておこう。

Monboeuf お肉のフレンチ 代々木上原

 

まだ2回しか行けていないのだけれど、初めて行ったのは2019年の8月かな。

友だちと女二人。あ、お肉料理のお店です。

 

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 ▲まずアミューズがすぐ出てきて…

これが焼きたてなんだ、あったかいんだ。美味しいんだ。

もう最初から幸せ。アミューズ出てきた瞬間、すぐ食べろ。

喋ってて、冷めちゃうなんてもってのほかだ!

っていう、精神が通ずる友だちと二人なので、助かる。っていうか楽しい。

 

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▲黒毛和牛のカルパッチョ サラダ仕立て

お肉もりもり。野菜も美味しい。でも友人野菜嫌いだから、野菜は大体私が食べた。野菜も隅々までおいしいんだよな〜。

 

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▲じゃがいものクリームグラタン(ポム・ドフィノワーズ)

へへへ、じゃがいもあったらどうしても、頼んでしまうんだよ。

シンプルisベストな味わい。ソースもバケットにつけてパクパク食べた。

あーおいしい。

 

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▲本日のオススメお肉のロースト

はい、いらっしゃいました!お肉さま!

部位何に頼んだんだっけ!?忘れちゃったよ。300gぐらいは頼んだはず…

もうお腹いっぱいになってきていたけれど、付け合わせの野菜がまたおいしい。

なんだろ、いっぺんにとかではなくて、玉ねぎは玉ねぎ、ニンジンはニンジンって、一つ一つ丁寧に下ごしらえしてあるのでは?という味。

はあ、満たされる。思い出して、書いてるだけでも満たされてきた。

(※これをUPしたらすぐ一緒に行った友だちが、「お腹の部位はウチモモだよ」って教えてくれた!ウチモモすばらしいよ、ウチモモ!)

 

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▲ガトーショコラ

お腹いっぱい、お肉食べながら幸せ辛い。とか言ってたくせに、デザートまでしっかり頼んで、食べる。ふぅ。

 

 

この日は旦那さんがキッチンに、奥さんがホールでお店にお二人しかおらず、私たちがデザートを食べる頃にはもう他のお客さんも帰ってしまっていて、お店を知ったキッカケから色々と奥さんとお話ししているうちに、キッチンの床掃除終わったっぽい旦那さんまで出てきて、結局1時間ぐらいケラケラお喋りさせていただいた。

気を遣っていただいたのかもしれないけど、美味しい!と感じたところを伝えたら、こだわっている部分だから嬉しい、というようなお返事をもらえたこともまた嬉しい。

 

逆の立場からしても、やっぱりお客さんが美味しく楽しく食べてくださって、で、ちょっとお喋りできたりして「また来ますね」って笑顔で帰って行ってくれるのが一番嬉しいんだよなぁ。

 

名残惜しいけど、また来ますねって約束して、満足感いっぱいでお店出て、角曲がるときに振り返ったらまだ奥さんがお見送りしてくださってた。

から、ぶんぶん手振った。思い出込みで大好きなお店。

 

また今年の1月に同じ友だちと行って、またお腹苦しくなったその先まで、戦うように食べるっていう…。その時の写真も美味しいそうさに溢れてて可愛いからまたあげよう。

本当はさ、3月末にまた行こうねって友だちと二人、すっごく楽しみにしてたんだよ。

まだまだ食べたいメニューいっぱいあるんだよ。また絶対行く。

 

今週のお題「好きなお店」

って、たまたま出てきたな。まさにここ。

もっと好きなお店、これからもたくさん増やしたい。

鯛の塩焼きとカルパッチョ@家

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へへへ〜友だちに子どもが産まれたよ!

いろいろ気分の晴れないニュースが多いなかで、単純に嬉しい気持ちになれました。

 

大学時代、グループは別々だったけれど、趣味が似てたから仲良くなって、遊んだりはしていて。卒業してしばらく疎遠になってたところ、インスタを見たら、なぜか祖母が住んでいる地域のお祭りの様子をアップしていて……

私は子供の頃から毎年毎年、夏は祖母宅で過ごしたおばあちゃんっ子だし、お祭りと言ったらこのお祭りで、でも彼女実家は新潟だし、勤めてるのは東京だし…「なんで?!」って聞いたら「住んでる。笑」と。

 

結婚して、越して来ていたらしい。

 

それからは、この2、3年、祖母宅に顔出した時は友人にも連絡して、ちょっと飲みに行ったりお茶したりで、楽しみが増えた。

半地元のつもりでいたけれど、まぁ祖母や近くの親戚と飲みに行くこととかはなかったので、逆にお店教わってる。

 

めでたいから、父が釣ってきた鯛の塩焼き。

あとは弟が作った中華風のカルパッチョ

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アボカドとしらすの炊き込みご飯@家

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池谷のぶえさんだったかな?が、ツイートされて、そこから様々な女優さんに広がったそぶりを見せた、アボカドとしらすの炊き込みご飯。

茅乃舎の出汁、家にあったなぁー…と思い出しので、昨日作ってみた。

 

▼レシピ

www.kubara.jp

 

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▲混ぜたあと

 

おもしろ美味しい味。

アボカド炊き込んでも、アボカドはアボカドなんだな。ほくほく感が多少増したあったかいアボカド。

しらすのたまにくる塩気と、出汁が優しく効いたごはん。

なるほどなぁー。

女の人はたしかに好きそう。

 

もちろん、一応わたしも女の人なので、美味しく食べたのだけれど、土鍋に袋切って中の粉末の出汁を入れて、でも湿気で袋に粉が結構残っちゃって、もったいないなぁ…ってカップに出汁の袋とお湯入れて飲んだ、そのただの出し汁が一番おいしかったかもしれない。

 

書いてたら、資さんでうどんが食べたくなった。

次小倉に行けたら細麺頼むんだ。

あ、今日、アボカドご飯の残りを朝ごはんにしようと楽しみにしてたのに、跡形もなかった。食べられた。

2020年 五月の恋@WOWOW

https://youtu.be/wQoBDH7mU0g

つねづね、つねづね…もう十数年?

「ほぼ一部屋だけ、会話だけで続いてく、なんの事件も起きない、でも面白いドラマが観たいんだよねぇ〜」

と思い続けていた気がする。

やっぱり猫が好き』のラブストーリー版、みたいな?

 

三密を避けて通れない通常のドラマ撮影がストップし、それでも何かテレビドラマならではの面白さを、と吉田羊さんを筆頭に脚本に岡田惠和さん、相手役に大泉洋さんが集まり……

 

あれ?これ叶ったな。

 

初回、羊さん演じるユキコと共に、おいおい泣いた。

自分の苦しかった、辛かった、日常の些細な一言から受けた心の傷のことを、誰かに話すことができてホッとして、でも話しているそばから思い出して辛くて、おいおい泣いちゃうあの感じ。

良い意味で心の緊張の糸を、一回切ることができたんだと思う。

 

自分にとってもお芝居を観て泣く。笑う。

って同じことだったなぁ……

 

この2ヶ月、舞台も観られず、映画館にも行けず、過去の作品は家で観ていたけれど、今現在と空気感を共にするお芝居を観られていなかった。

演劇も映画もさ、時代背景は過去だったとしても、お客さんと客席を共にしている空間は今じゃん?役者さんも今の人なわけでさ?

友達とご飯行く約束も全部白紙。会う約束すらできない。

自分が楽しみにしている外のことがぱったりとなくなってしまってる。

でもテレビに映る吉田羊を観て、ユキコと一緒に泣けた。

大泉さん演じる元夫が泣かせてくれた。

すーっと心の中に風が通ったみたいな感覚だった。

 

 

1話15分弱×4回で終わるので、会話劇好きの人なら特に、なにがなんでも、強めにオススメしたい。

WOWOWさん、こんなのYouTubeでも無料配信してくれちゃって良いんですか?あとで、ありがとうの声?メールとかなんかで?送りますね。

 

 

脚本の岡田惠和さんは、やっぱり私が一番好きなドラマの脚本家さんだった。

元々場面ぽんぽん変えるより、キャラクターが乗ってきたら、ワンシチュエーションでどんどん会話させたい、許されるならそれだけずっと書いてたい、みたいな方だと思われるので、この電話だけで進められる会話劇、今にうってつけだよ、岡田さん!

三密回避で諸々制約されたら、一番観たいものが出てきちゃったよ!ありがとうだよ!

 

本当にこのドラマも、そしてこのドラマの中で描かれたことも、この状況下だったからこそ生まれた出来事でさ。

なんか良いことあるものなんだよね。

岡田さんは大体いつも死んじゃうこととセットで生きることの楽しさを、日常にサクッと織り交ぜて届けてくれるよ。

 

 

 

もうほんと、大泉洋が4話で本気出してくるので、岡田さんもお砂糖3割増しぐらいで甘々にあえて仕上げてくれたのだと思うので、ニマニマにこにこしちゃうラブストーリーならではの、あの感じを元気がなくなりそうになったら、私はこれからいつでも楽しむ!!

羊さんがまた意地っ張りでかわいいんだ、また。

 

4日間毎日たのしかった〜、そして明日からもモトオとユキコ、元気でいるかな〜?とか考えたらまだまだ楽しい。

しあわせなドラマでした。